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 2月26日、中山競馬場で行われたG2・中山記念は、一昨年同レースを勝利したヒシイグアスが2年ぶりV。強豪各馬が揃った一戦で堂々の差し切りを決めた。1、2、3番人気馬は揃って見せ場なく着外に終わった。

中山記念、勝利ジョッキーコメント
1着 ヒシイグアス
松山弘平騎手
「今日はメンバーもすごい強い馬がいたと思うんですけど、その中で勝ちきってくれて、強かったと思います。あんまりポジションは意識してなかったです。久々っていうのもありましたし、とにかく馬のリズムを大事にっていうのと、あとは風が今日本当に強いので、出来れば馬群の中でしっかり収めたいなっていうふうに思っていました。ヒシイグアス自体は能力ある馬なので、あまり他馬を気にせずに、先ほども言ったようにとにかくリズムを大事に自分の競馬をしようと思っていました。大変だったと思うんですけれども、厩舎の方が上手く仕上げてくださって、今日は返し馬行く時もすごい良さを感じましたし、本当に上手く仕上げてくださったなと思います。まだまだこれからもやれる馬だと思います。次もやってくれると思うので、また応援よろしくお願いします。今日はありがとうございました」

 レース結果、詳細は下記のとおり。

 26日、中山競馬場で行われた11R・中山記念(G2・4歳上オープン・芝1800m)は、松山弘平騎乗の5番人気、ヒシイグアス(牡7・美浦・堀宣行)が勝利した。3/4馬身差の2着にラーグルフ(牡4・美浦・宗像義忠)、3着にドーブネ(牡4・栗東・武幸四郎)が入った。勝ちタイムは1:47.1(良)。

 1番人気で横山武史騎乗、ソーヴァリアント(牡5・美浦・大竹正博)は9着、2番人気で北村友一騎乗、ダノンザキッド(牡5・栗東・安田隆行)は11着、3番人気で吉田隼人騎乗、スタニングローズ(牝4・栗東・高野友和)は5着敗退。

【中山記念】松山「乗るたびに良くなってる」ヒシイグアスが快勝

同レースは2勝目

 5番人気に支持された松山弘平騎乗、ヒシイグアスが重賞3勝目で中山記念は一昨年に次いでの2勝目を飾った。レースでは中団で末脚を温存し、馬群を縫うように進出。直線では上手く外目へ持ち出して差し脚を伸ばし、先行各馬をあっさり差し切った。

ヒシイグアス 16戦7勝
(牡7・美浦・堀宣行)
父:ハーツクライ
母:ラリズ
母父:Bernstein
馬主:阿部雅英
生産者:ノーザンファーム

【全着順】
1着 ヒシイグアス
2着 ラーグルフ
3着 ドーブネ
4着 シュネルマイスター
5着 スタニングローズ
6着 リューベック
7着 ショウナンマグマ
8着 イルーシヴパンサー
9着 ソーヴァリアント
10着 モズベッロ
11着 ダノンザキッド
12着 ナイママ
13着 ソロフレーズ
14着 トーラスジェミニ