マジで…トヨタ「アルファード」をパクリ過ぎ! ド迫力グリルの新型「軽ワゴン」反響は? パクリ減少の中国で発表

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これはトヨタ「アルファード」に似すぎでは?

 2023年2月上旬に中国ではトヨタ「アルファード」のフェイスデザインを真似たような軽自動車サイズの「未奥 BOMA」が中国で発表されました。
 
 日本のユーザーからはどのような反響があるのでしょうか。

これはトヨタ「アルファード」に似すぎでは? 日本で販売される「アルファード(左)」と中国で発表された「未奥 BOMA(右)」

 かつての中国車といえば、安くて壊れやすい、デザインは他車のパクリというイメージが横行していました。

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 しかし、現在では北米や欧州に並ぶ自動車市場として拡大を遂げるなか、中国の自動車メーカーも「BYD」や「第一汽車」、「吉利(ジーリー)」などグローバルでも存在感を示すメーカーも少なくありません。

 そうしたなかで、前述の「未奥 BOMA」は近年珍しいほどのパクリ車といえるモデルです。

 その見た目は、日本やアジアなどで販売され高い人気誇るトヨタの高級ミニバンとなる「アルファード」そのままのフェイスといえるデザインとなっています。

 サイズ感こそ小さいですが、アルファードの特徴でもあるグリルセンター部の突き出しや階段形状の造り込み、縦基調を強調したメッキ加飾などはほぼそのままのデザインです。

 さらにバンパー左右の三角(ブラックの部分)もアルファードと同じように配置されています。

 またサイドやリアから見れば日産から販売されている軽自動車「デイズ」と同じようなウインドウ造形かつブラックアウトされたリアクオーターの配置が似ていることが分かります。

 内装こそ、メーターパネルや中央のディスプレイや、薄型のエアコンパネルなどがスマートな印象を与えるほか、水平基調となる送風口やダッシュボードにより広さを感じる工夫がなされているようです。

 そんなミニアルファードとも言える「未奥 BOMA」ですが、日本のユーザーからはどのような反響があるのでしょうか。

 デザインに関してユーザーからは「久々の中華全開!ちっこいのにこのグリルは笑う」、「これはひどいなんでもパクリすぎ」、「デイズの車体にアルファードの顔とテールランプは先代ハリアーをつけたって感じだな」といった声が見られます。

 パクリ行為に対しては、「昨今の中国車の進歩は目を見張るけど、一方でまだこんなのもあるんだと、ほっこりした」、「以前は中国と言えばパクりみたいな感じで、最近はだいぶ減りつつあるけど、まだあるのか」、「こういうのってパクるのはデザインだけで乗り心地などの快適性はパクらないんだよな」、「性能や安全性、信頼性はまったくわからないが、これを安く売れるのはスゴいとは思う」などパクリが減りつつあるという印象は共通してあるようです。

 また「2000年代半ばに中国でハイエース風のワンボックスカーでフロントデザインが当時のアルファードそっくりのその名も『アルファ』がありました」や「ハイエースのパクリ車はいまもある」などの声も。

 さらには「日本も昔は欧州や北米を真似して成長した」や「昔は日本も真似して、技術を磨いていた」という声も見受けられました。

 現在、中国の消費者において「パクリは恥」という声も少なくないといいます。今後、このようなパクリ車が無くなるのか、注目です。