実は怖い骨粗しょう症 目配りしたい「生活習慣」とは

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前回は、骨粗しょう症と骨についてその前半として「骨粗しょう症になりやすい人・なりにくい人」を中心にご紹介しました。

今回は、骨粗しょう症を防ぐための生活習慣を中心にお話します。

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そもそも骨粗しょう症にも繋がる骨密度は、若いときの平均からどのくらい自分が落ちているのかという基準の数値で測ります。

これをYAM値というのですが、このYAM値は、何も治療をしなければ1-3%ずつ落ちていきます。

骨粗しょう症は骨密度が70%未満になると発症する可能性が高まってきます。

例えば50歳の時、YAM値が既に70%前後という人は、1年に3%落ちていくと数年で60,50%になり、骨粗しょう症になってしまいます。

そうすると、自分は気がつかなくても、普通に歩いていると大腿骨の頸部骨折になってしまうなんてことも起こります。

ですから検査をすることが大切です。

ただ、検査をするだけでなく、生活もきちんと整えた方が良いでしょう。

生活習慣でまず大切なことは、カルシウムとビタミンDをしっかりとるということです。

特にビタミンDに関しては、食べるものも必要ですが、日光に当たった方がなお良いです。

そして、定期的な運動も大切です。

実はこの運動の効率について、痩せている人よりも体重がある人の方が良いとされています。

骨に負荷をかけるとオステオカルシンという骨から出るホルモンが出るのですが、それが骨粗しょう症を予防したり、脳にも良いとされています。

そしてこれは体重が多い人の方が多く分泌されます。

ですので、体重に関係なく運動をおこなってください。

おすすめは1日おきに40分程度ジョギングをしたり、早歩きをすることです。

他にも、塩分の多いもののとりすぎや、お酒・コーヒーの飲み過ぎ、喫煙もよくないとされています。

是非これらのことに気をつけ、知識を頭に入れながら、丈夫な骨と共に健康な生活を送ってくださいね。


※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

[文:女性医療クリニックLUNA]