【冷凍の裏ワザ】傷みやすい「もやし」を正しく冷凍してみた！２週間保存できるうえ凍ったまま調理OK！
超お手頃価格の”もやし”。安いので、使い道が決まっていないのについつい買うことが多い筆者です。すぐに使えばいいものを数日後に使おうとすると、なんだかベチャッとした様子になっていて…という残念なことがあります。そう、傷みやすいのがもやしの欠点なんです。しかし、冷凍すれば2週間も保存できると冷凍のプロが指南。冷凍すれば”もやしロス”が回避できるんですね♪ すぐ冷凍しま～す！
冷凍のプロが指南。もやしは冷凍すれば2週間保存可能！
もやしはひと袋30～50円程度で販売されていることが多く、野菜の中でも断トツの安さですよね。つい買ってしまいますが、すぐに使わないと、あっという間に傷んでしまいます。冷蔵しても1～2日くらいしか持たないため、ダメにしてしまう野菜NO.1かもしれません…。
以前、CBCの情報バラエティ番組『チャント!』では、冷凍食品のプロであるニチレイフーズの方が野菜の冷凍保存を指南していました。その際、もやしの冷凍法もレクチャーしていたんです。
もやしって冷凍できたの⁉ と目からうろこ。しかも冷凍すれば2週間も保存できるうえ、凍ったまま使えちゃう！ と、とっても便利なのだとか。これなら”もやしロス問題”が解決できそう！ すぐに冷凍します！
洗って冷凍するだけ♪ もやしの冷凍を試してみた！
用意するのはもやしとジッパー付き保存袋だけです。
もやしは買ってきたら流水でさっと洗います。
水分はしっかり切るのが鉄則。以前見知った”ロバート馬場さんの野菜の水切り術”を覚えたので、もやしでも実践です。ビニール袋にペーパータオル1枚と洗ったもやしを入れて、空気を入れて口を閉じ、シャカシャカと50回くらい振りました。
中のペーパータオルが余分な水分を吸収して、サラダスピナーのような効果を発揮してくれます。もやしの水分も、しっかりと切れていました♪
水分を切ったもやしはジッパー付き保存袋に入れて冷凍庫へ。たったこれだけで、もやしが2週間保存できるんですって。簡単すぎる！
冷凍してもパラパラ。冷凍もやしは凍ったまま使えて超便利！
ひと晩冷凍するとシャリシャリに凍っていました。袋の上から揉むと簡単にパラパラとした状態に。
お皿に出してみると、もやしがきれいに1本ずつに分かれています。冷凍もやしは凍ったまま料理に使えるそうです。
「もやし炒め」で冷凍もやしと冷蔵もやしの味比べをしてみた！
冷凍もやしの食感が気になりますよね。冷凍もやし100gと冷蔵もやし100gでそれぞれ「もやし炒め」を作ってみましょう。もやしの味がわかるように、味付けは塩とこしょうだけにしました。
【冷凍もやし】
薄くサラダ油を引いたフライパンに冷凍もやしを入れて、中火で炒めます。
中火で3分くらい加熱すると水分がかなり出てきてベチャベチャになり、炒め物っぽくなくなりました…。水分を飛ばすためさらに2分ほど加熱すると、ようやく水分がなくなったので塩とこしょうを適量かけて味付けします。
完成した「もやし炒め」がこちら。かなりかさが減り、見た目は「茹でもやし」のようですね。失敗感がかなり漂っています…。
しかし！ 食べてみると、シャキシャキとした食感は残っていて塩味もしっかり付いています！ 水分が抜けたおかげで味がしっかりと浸透していて、これはおいしい♡
冷凍もやしは加熱途中で解凍されるので、炒めた場合はかさが減るのは仕方がないのでしょうね。逆に言えば、冷凍もやしを増やして作れば、冷蔵もやしで作るよりもたっぷり食べられるということになりますね♪
【冷蔵もやし】
こちらは冷蔵もやしを使って同じように調理した「もやし炒め」です。もやし1本1本がしっかりとした形をとどめていて、量もたっぷりとあります。
見た目もいつもの「もやし炒め」と変わりません。ところが…！
食べてみると、シャキシャキ感はあるのですが味が薄い！ もやしの水分が保たれているので濃いめに味付けしないとぼんやりとした味になってしまいますね。冷凍もやしと冷蔵もやしの違いが、はっきりとわかりました。
もやしは冷凍すれば長期間保存できるうえ、おいしく調理できました。すぐに傷みやすいもやしだからこそ、冷凍保存しておいしく使えるようにしておきたいですね。もやしの冷凍保存、超おすすめなのでぜひお試しくださいね。
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