地元の川崎春花が上位争いで決勝ラウンドへ(撮影:佐々木啓)

写真拡大

<日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯 2日目◇9日◇城陽カントリー倶楽部(京都府)◇6555ヤード・パー72>
地元京都府出身の19歳が躍進中だ。昨年11月のプロテストに合格し、今春高校を卒業したばかりの川崎春花が2日連続の「69」をマークし、首位と3打差のトータル6アンダー・8位タイで決勝ラウンドに進んだ。
初日に続き、パッティングが好調。「シビアなパーパットが多くてそれをしのいで、というプレーでした」と10番の出だしからピンチを迎えるも14番、15番で連続バーディ。2アンダーで折り返してからも2バーディ・1ボギーにまとめ、地元のメジャー大会で堂々の上位争いだ。
「気持ち的には緊張もなく、いつもどおり頑張ろうという気持ちでやっていました」とルーキーらしからぬ落ち着いたプレー。「今日は応援に母の友達とか、父の会社の方とかが来てくれて、私もよく知っている方達なので、すごくうれしかったです」と地元の声援も力になっている。
地元での活躍に期待を寄せる声も多数。下部のステップ・アップ・ツアーに続くレギュラーツアー優勝を地元で果たすことができれば、それ以上のストーリーはなし。まずはムービングデーを乗り切り、優勝争いのなかで最終日へと向かう構えだ。
<ゴルフ情報ALBA.Net>