東大阪市と一般社団法人OSAKAゼロカーボンファウンデーション
パートナーシップ協定の締結

(写真左から)一般社団法人OSAKAゼロカーボンファウンデーション 代表理事 田中 靖訓 氏、東大阪市 野田 義和 市長

 

東大阪市は、地球温暖化問題の解決を課題とし、その決意表明として、令和2年5月に「2050年ゼロカーボンシティ」を表明した。市民や事業者、その他各種団体と協力しながら、脱炭素社会、ゼロカーボンシティの実現に向け、取組みを推進している。

一般社団法人OSAKAゼロカーボンファウンデーションは、2025年大阪・関西万博のテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」が目指すSDGs実現に向けて、企業や大学、府内市町村等の様々なステークホルダーと協働し、公民連携で脱炭素社会の実現に向けた取組みを進めている。

 東大阪市と一般社団法人OSAKAゼロカーボンファウンデーションにおいて、お互いが持つ資源や特徴を生かしながら連携協力することで、東大阪市域における脱炭素化の促進を図るため、パートナーシップ協定を締結した。

 

<連携協力事項>
(1)事業者の脱炭素化に向けた取り組みの促進に関すること
(2)環境教育や環境学習等を通じた幅広い世代に対する環境問題への意識啓発に関すること
(3)その他、本協定の目的に沿った東大阪市の活動支援に関すること

 

令和4年8月3日(水曜日)に行われたパートナーシップ協定式には、東大阪市 野田 義和 市長、一般社団法人OSAKAゼロカーボンファウンデーション 代表理事 田中 靖訓 氏らが出席した。

東大阪市 野田 義和 市長

野田 義和 市長は「 今回のOSAKAゼロカーボンファウンデーションとの協定締結にあたり、2つの思いがあります。一つは、東大阪市は中小企業のまち、特にものづくりのまちで製造業が多いまちになります。そう遠くない時期に東大阪市の中小企業が作り出す製品が、カーボンの排出がゼロでないと、お客様が買わないという時代がすぐそこまで迫っているのではないか。これを機会に、市内の中小企業の皆様にゼロ・カーボンへの理念、認識をもち、お手伝いをいただけたらと思います。二つ目は、東大阪市は花園を代表するスポーツのまちです。スポーツや教育の現場でゼロ・カーボンを考えていく必要があります。一つ一つの成功事例・果実を作りながらゼロ・カーボンへの実現をトップランナーで目指していきたい。」と話した。

一般社団法人OSAKAゼロカーボンファウンデーション 代表理事 田中 靖訓 氏

田中代表理事は「脱炭素社会を目指していくには、様々な技術・仕組みやライフスタイルを大きく変えていかないと2050年のカーボンニュートラルの達成は難しいのではないでしょうか。そのため公民連携で大阪の脱炭素を目指していく必要があります。東大阪市は全国でも有名なモノづくりのまちです。東大阪市が世界でも活躍し続けていくためには、ゼロ・カーボンの取組みを進めていかないと、世界での競争力を失ってしまいます。東大阪市の皆様と一緒に知恵を出しながら、世界に冠たる“モノづくりのまち”から、世界に冠たる“脱炭素のまち”になるよう一生懸命取組んでいきたいと思っています。」と話した。

パートナーシップ協定 締結式の様子

 

◆関連リンク

東大阪市

OSAKAゼロカーボンファウンデーション

 

 

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