クイッククエンチ-Cガム

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 ロッテは、1970年代後半から90年代前半にかけて販売し、若者を中心に人気のあったガム「クイッククエンチ-Cガム」を8月23日から復刻販売します。同時に「クイッククエンチ-Cガム」の味わいをラムネで再現した「クイッククエンチ-Cラムネ」を、夏秋の期間限定で販売することも発表しました。昭和世代に人気の味がよみがえります。

「レモンの砂糖漬け」ヒントに

 ロッテによると、クイッククエンチ-Cガムは、1978年から1992年ごろまで販売。爽やかなレモンの香りと、かみ始めから口の中に広がる力強い酸味が特徴で、中高生など当時の若者を中心に人気のあったガムでした。

 開発当時は、部活動や運動中に「水分を取ってはいけない」と言われていた時代。そこで「実際に水分補給はできないまでも、ガムで喉を潤した気分になれないか」と考え、パワフルな酸味のあるガムを開発。「レモンの砂糖漬け」を運動中に食べる人が多かったことにヒントを得て、レモン味のガムに決まったとのことです。

 クイッククエンチ-Cガムは2010年と2020年にも期間限定で復刻販売されましたが、今回は「レトロ」なものが現代の若者世代に人気で、知名度も高い商品であることから、復刻することに決まったとのことです。
 
 ガムは9枚入り、ラムネは40グラム入りで、それぞれオープン価格(税込み想定価格108円前後)で、全国の小売店で販売。同時に、現在販売中の「歯につきにくいブルーベリーガム」と「歯につきにくい梅ガム」も、パッケージをリニューアルして、それぞれ1982年に「ブルーベリーガム」、1976年に「梅ガム」として発売した当時のパッケージデザインを復刻して販売されます。