シュクリニアルが改めてインテルに忠誠を誓う 「ナポリでのハムシクのように」
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2017-18シーズンから在籍するインテルでは不動のセンターバックとして、直近2シーズンでスクデット獲得を含む3つのタイトル獲得に貢献してきたシュクリニアル。現行契約が2023年6月までとなっていたことから、複数のビッグクラブが関心を寄せているとみられていた。
そんな中、シュクリニアルは母国スロバキアのメディア『Pravda』のインタビューで今シーズンのインテルの戦いを振り返った。
「スクデットを最終節で逃し、その後の数日間は本当に最悪だったよ。だけど、すでに切り替えはできているし、全体的にはポジティブなシーズンだったと言えるね。来シーズンは僕たちがスクデットを獲得するよ」
「チャンピオンズリーグ(CL)では、ファイナリストであるレアル・マドリー、リバプールとも対戦し、アンフィールドでは僕たちがリバプールを上回った。僕たちがどんな相手でも怯まずに戦えることを証明できたよ」
スクデットをあと一歩で逃したものの、実りの多いシーズンであったことをうかがわせたシュクリニアル。また、今後もインテルでキャリアを続けるのかとの質問には、セリエAの歴史にも名を残すであろう母国の先輩を例に出し、明確なキャリアプランを示した。
「僕の将来はずっとインテルにある。今ここに契約があり、何も変化はないよ。半年ごとに僕がどこかへ行くのではと聞かれるけれど、具体的なことは何もないんだ」
「僕がインテルの伝説だって? そうだね、ナポリでハムシクが成し遂げたことと同じようになりたいね。まだまだ先だけど。インテルはヨーロッパでも戦えるチームになった。ファンだってそう思ってくれているからこそ、ホームゲームには7万5000人が集まるんだ」
シュクリニアルはおよそ12年にわたってナポリに在籍し、同クラブ史上最多となる公式戦通算512試合に出場した偉大なバンディエラである元スロバキア代表MFマレク・ハムシク同様に、自身もインテルでのキャリアを続ける姿勢を明言した格好だ。
同じ街のライバルに奪われたスクデット奪還のためには、真っ直ぐにクラブを愛し、ピッチ上では常に全力でプレーするシュクリニアルの存在は欠かせない。