プレシードジャパンは、ノイズキャンセリング(NC)機能を搭載したAVIOTの完全ワイヤレスイヤホン「TE-D01q2」を6月2日に発売する。価格は7,920円。カラーはラピスブルー、レッドスピネル、ブラックオニキス、パールホワイト、ピンククオーツの5色。予約受付を5月31日10時に開始した。

TE-D01q2

(左上から時計回りに)ラピスブルー、レッドスピネル、ブラックオニキス、パールホワイト、ピンククオーツ

2021年発売のエントリーモデル「TE-D01q」のデザインはそのまま、従来機種へ寄せられたユーザーの声を元に改良を加えた完全ワイヤレスイヤホン。マルチポイント機能を新たに追加し、NC効果や通話品質なども機能強化を図った。さらに、装着感向上のために新開発したイヤーピースを同梱する。

イヤホン本体

NC機能は、耳とのフィット感を高めて騒音を抑えるパッシブノイズアイソレーションと、内蔵マイクで騒音を集めて打ち消すアクティブノイズキャンセリング技術を組み合わせ、広帯域でノイズを低減。「電車や⾞の⾛⾏⾳、街中の雑踏、⼈の話し声などの気になる騒⾳を⼤幅に抑え、⾳楽だけに包まれる感覚を味わえる」とする。

新たにマルチポイント機能によって、PCやスマートフォンなど2台の機器に接続し、音楽再生中に別端末へかかってきた着信にも出られるようにした。同機能は「AVIOT SOUND ME」アプリを利⽤したファームウェアアップデートによって対応する。

左が新しいTE-D01q2、右が従来のTE-D01q。イヤホンの耳に当たる側のカラー(グレー)や、ケース裏の型番表示で見分けられる

フィット感を⼀から⾒直し、装着感を高めたイヤーピースを新開発。SS/S/M/Lの4サイズを同梱する。2サイズのイヤーウィングも同梱し、本体と同じ色のほかに差し色として使える色違いのものが付属。ラピスブルーにはレッド、レッドスピネルとパールホワイトにはイエロー、ブラックオニキスにはライムグリーン、ピンククオーツにはグレーのものを同梱する。

2サイズのイヤーウィングは、本体と同色のほかに、差し色にもなる色違いのものが付属

ドライバーは10mm径のダイナミック型。このクラスでは良好な解像感のサウンドを保ちながらも、若干低域に主張があり、迫力ある音作りになっている。従来機種で搭載していた、イヤホンを着けたまま外の音が聞ける外音取込モードや、片耳のみで利用できる片耳モードは引き続き搭載する。イヤホン本体はIPX4相当の防水対応。

Bluetooth 5.2準拠で、対応コーデックはSBC、AAC。「AVIOT SOUND ME」アプリで10バンドイコライザーや、NCモードと外音取り込みモードの切り替え、レベル調整などが行える。

イヤホン単体で連続最大11.5時間、充電ケース込みで最大34時間の長時間再生を実現。約10分の充電で最⼤90分再⽣できる急速充電にも対応する。イヤホンの電源は単体でオン/オフ可能。ケースの充電端子はUSB Type-C。重さは片耳約5.5g。