東広島市“赤ちゃん遺棄”初公判 起訴内容認める
生後間もない赤ちゃんの遺体を土の中に埋めた罪などに問われているベトナム人の元技能実習生の女の裁判員裁判が始まり、女は起訴内容を認めました。
起訴状などによりますとベトナム人のスオン・ティ・ヴォット被告(27)はおととし11月、東広島市にある当時勤務していた会社の寮で女の赤ちゃんを出産した後、放置して死亡させ土の中に遺棄した罪などに問われています。
16日の裁判でスオン被告は起訴内容について認めました。
裁判で検察側は「出産したことを周囲に知られないように口を粘着テープでふさいだ」などと指摘しましたが、弁護側は「妊娠すると強制帰国させられるうわさがあり、容易に相談できない状況だった」などと主張しました。
判決は31日に言い渡される予定です。