スキージャンプ混合団体2回目のジャンプを終え、涙をこらえる高梨沙羅【写真:Getty Images】

写真拡大

混合団体のスーツ規定違反、インスタグラムの謝罪に反応

 北京五輪ノルディックスキージャンプ団体混合でスーツ規定違反により失格となり、インスタグラムで謝罪した高梨沙羅(クラレ)。その投稿は日本のみならず海外でも多く取り上げられ、米大手メディアも報道している。

 大手放送局「CNN」は「サラ・タカナシ:日本のスキージャンパーが『大きすぎる』スーツで失格となり謝罪」と見出しを打って報道。「タカナシは混合団体で日本にとって幸先の良いスタートを切っていた」と展開に触れ、失格になったことに言及。「タカナシはインスタグラムで心からのメッセージをつづっている」とし、謝罪についても報じた。

 また、地元紙「ニューヨーク・タイムズ」も今大会のハイライトを取り上げた特集記事の中で「ユニホームで失格となった日本のスキージャンパーが謝罪」と紹介。「日本のスキージャンパー、サラ・タカナシがインスタグラムで感情に訴えかける謝罪をした」「失格を受けた4チームはいずれもこの競技でトップランクの選手だった」などと報じた。

 高梨は8日の投稿で「私の失格のせいで皆んなの人生を変えてしまった」などと謝罪と反省をつづり、ファンやアスリートから多くの励ましが届いた。その投稿は複数の海外メディアにも報じられていた。

(THE ANSWER編集部)