名門ホテルに星をもたらした、凄腕フレンチシェフの新店が誕生!
今年10月にオープンしたこの店のオーナーシェフ、宮粼慎太郎氏のプロフィールは実に華やかだ。
2014年にザ・リッツ・カールトン東京『アジュール45』の料理長に就任するや、わずか2年でミシュランの星を獲得。
そんな“凄腕の持ち主”が開いた、港区の新店をご紹介しよう。
◆
※コロナ禍の状況につき、来店の際には店舗へお問い合わせください。
スターシェフが眼前で腕を振るう、という真の贅沢
「野菜の一皿」は、シグネチャー的1品。能登『高農園』や千葉・富里『MERCATO』の野菜を焼いたり、ピクルスにしたり…。それぞれベストな状態に仕上げ「ベルパークノールアルト」という、香辛料香るチーズを添える
7年もの間、料理長を務めていた『オーグードゥジュール ヌーヴェルエール』でも、連続して星を得ていたという宮粼氏。
「お客様との距離が近いこの規模だからこその、ライブ感や出来たての味わいも感じていただきたいですね。自分にとっては新たなチャレンジです」と語る、宮粼シェフ。
さらに「料理の礎となるのは、これまで積み重ねてきた仕事」と言い、カウンター越しに見せる細やかな盛り付けも、お手の物だ。
おまかせコース(19,800円)より「シャラン鴨 根セロリ」。1羽まるごとで仕入れて捌きたての肉を使うので、味わいが桁違い。胸肉はローストに、もも肉はガランティーヌに、と余すことなく使う
フランスから届く肉類は冷蔵で丸のまま、食器は世界中のシェフから支持される佐賀「カマチ陶舗」製など、グランメゾンのクオリティが随所に。
店は、溜池山王にほど近い赤坂のビルにある。
「色褪せない」という意味の店名通り、さらに目覚ましい活躍の予感に満ちる同店。ぜひ一度、足を運んでみてほしい。
▶このほか:【東京グルメ2021完全版◆曠屐璽爐砲覆辰娠れ家イタリアン、大阪焼き肉ほか6選