豊田自動織機 山岳レスキュー用RAV4コンセプトを東京オートサロン2022に出展へ
ランクルやFJクルーザーの山岳救助車は存在します。
RAV4の魅力や可能性をPRするのが目的
トヨタのグループ会社で機械メーカーの豊田自動織機(愛知県刈谷市)は、2022年1月中旬に開催される東京オートサロン2022において、山岳救助に特化した「RAV4コンセプトモデル」を出展することを明らかにしました。
同社は、トヨタグループの一員として、RAV4の企画やデザイン、設計などに携わっており、長草工場では生産も担当しています。そのようななか、すでに同社は東京オートサロン2020より、過酷な現場で活躍するプロフェッショナルな車両を参考にしたRAV4のコンセプトモデルを出展しており、昨年(2021年)は山岳救助にテーマを絞って、有事の際に確実かつ安全に現場へ突入し、救助活動ができるコンセプトモデル「RAV4"5D ADVENTURE"」をオンライン紹介しました。
説明によると、今回も同じテーマを継続し、内外装のアイテムを強化させた「RAV4"5D ADVENTURE 2022"」を出展することにしたとのこと。
山岳救助用のトヨタRAV4"5D ADVENTURE 2022"(画像:豊田自動織機)。
「RAV4"5D ADVENTURE 2022"」の主な装備・PRポイントは以下の通り。
・山岳地帯の悪天候時の走行に耐える外装と足回り
・LiDAR(レーザー測距装置)、カメラ、照明など救助活動で必要な各種機能を装備した脱着可能なキューブユニット(クルマやドローンに装着して使用)
・視界が確保できない悪天候時でも安全に最深部までの運転を補助するAR機能
・メーター、カーナビ、スマートフォンさらにはドローンの各デバイスがクルマや隊員同士と連携し、情報共有が可能となるインターフェイス
・機動性を重視し、取り出し易く収納力を強化したアウトサイドストレージを新たに追加
・救助装備を素早く取り出すことが可能な拡張型積載アイテム(マキシマムベース)
・救助者を乗せたストレッチャーも積載可能にしたシートアレンジ
東京オートサロン2022は1月14日(金)から16日(日)の3日間、千葉市にある幕張メッセで開催される予定です。