「もう一度飛びたがってる!」 エンジンなし退役済のジャンボ機が”離陸”? その様子
理由はわかるものの、だとしても泣けます…!
まるで”離陸”するときのよう
役目を終えた旅客機は、その後パーツを取り払われ”野ざらし”で保管されることは決して珍しいことではありません。このようななか、1機の飛行機が偶然起こした挙動が、SNS上で映像で公開され、世界の一部航空ファンのあいだで話題となっています。
747貨物機のイメージ(画像:写真AC)。
公開されたのは、エンジンを取り払われた「ジャンボジェット」ことボーイング747の貨物型が、まるで”離陸”するときのように、機首上げの挙動を見せる映像です。
これは重いエンジンが外され重量が軽くなっているなか、機体に一定以上の強い向かい風を受けたことで、機首が上がってしまったものと見られます。
この挙動を見た航空ファンからは、さまざまな言語で次のようなコメントが寄せられています。
世界の航空ファンの反応
・この機体はもう一度飛びたがっている!
・世界最大のグライダーだ!
・まるで機体が離着陸の夢を見てるみたい。
・えらいこっちゃ。
※ ※ ※
この映像は2012(平成24)年に撮影されたもので、それから10年が経過した2022年1月現在もなお、別のSNSアカウントで再掲され反響を呼んでいます。
ちなみに、撮影場所は飛行機の墓場として知られるアメリカ・カリファルニア州のモハーヴェ空港で、機体は、アメリカの航空会社元サザンエア(現アトラス航空)で使用されていたものだそうです。