「待ち人数○人」とはっきり表示されます。

JRと日立など協働で取り組み


タクシー乗り場の混雑状況が画像と数字で把握できる(画像:JR東日本)。

 JR東日本は2022年1月5日(水)から、日立製作所、DXCテクノロジー・ジャパンとの協働で、東京駅八重洲口タクシー乗り場の混雑状況をリアルタイムで配信する実証実験を行っています。実証実験は2月8日(火)まで行われる予定です。

 これは現地のカメラ映像から人物を自動認識で解析し計数するもので、「現在の待ち人数」「本日のタクシー利用台数」「最近1時間のタクシー利用台数」「タクシー予想待ち時間」が数字で表示されるほか、実際の乗り場の映像が閲覧できます(人物はプライバシー加工を実施)。

 閲覧には実証実験用のWebサイトのほか、MaaSアプリ「Ringo Pass」や情報サイト「東京ステーションナビ」、JR東日本アプリの「もっと見る」の項目からアクセスできます。

 JR東日本のモビリティ変革のために他社との協働で行われる「Future Mobility ワーキング実証実験」の一環で、JR東日本は「タクシー乗り場に到着する前に、混雑情報を把握することができ、目的地までの行動計画が立てやすくなります」としています。