©Chiharu Sakazaki / JR東日本 / DENTSU Suica by JR東日本 SuicaはJR東日本の登録商標です。
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「ピッ」とタッチするだけでスムーズに改札を通れるSuper Urban Intelligent CArd、略して「Suica」がデビューしたのは2001年11月18日のこと。

本サービス開始から順調に発行枚数を増やし、2021年3月時点で8589万枚を突破。2006年からサービスを開始したモバイルSuicaの発行枚数も1400万枚を突破しており、もはや首都圏近郊では磁気きっぷをわざわざ購入する方が珍しい光景になりました。まさしく交通系ICカードの礎を築いた存在と言えるでしょう。

そんなSuicaの20周年を記念して、JR東日本クロスステーションがSuicaのペンギンをモチーフとした記念グッズやスイーツなどの限定商品を販売します。本日25日からはJR東日本のエキナカ施設「エキュート」や東京駅「グランスタ」などでグッズフェアも始まりました。

Suicaのペンギンデザインのスイーツたち

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プレス向けの商品展示会の中でも特に目を引いたのは、エキュート品川・立川の「ダロワイヨ」で限定販売するマカロン。Suicaのペンギンをダロワイヨのスペシャリテ マカロンにプリントしたもので、人気の「テ ヴェール(宇治抹茶)」と「ヴァニーユ」のフレーバーが楽しめます。販売期間は10月25日〜11月21日、3個入りで1,296円。

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とはいえ高級なマカロンはちょっと気軽には買いづらいかも?という方にはエキナカコンビニ「NewDays」の記念マカロンもおすすめ。こちらはホワイトガナッシュをベースにピスタチオ風味のピスタチオクリーム、さらに刻んだピスタチオを混ぜ合わせてサンドしたもので、1個200円(税込)と価格もお手頃です。ただし販売期間は11/2〜11月末なので、「NewDays」に駆け込むのはもう少々お待ちください。

ちなみにSuicaのペンギンをデザインしたマカロンは過去にも販売されたことがあり、その際も大変な人気だったようで、瞬く間に品切れになりました。

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マカロンと同じくらい目を引かれたのが、こちら「Suicaのペンギン トランク缶」――JR東京駅のグランスタ東京B1改札内にある「カファレル」厳選のイタリアチョコレートをアソートしています。缶は可愛いトランクの形で楽しい旅をイメージされたそう。価格は1個1620円。東京駅限定・配送可ですが、販売は11/1から。無くなり次第終了です。

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定番の「青森りんご」シリーズだけでなく、「水ゼリー」や「一風堂とんこつラーメンスープ」など一風変わった商品でエキナカ自販機に旋風を巻き起こすacureブランドのドリンクにも限定ラベルが登場。「From AQUA Suicaのペンギン 20周年ラベル 530ml」のほか、限定ラベル「午後の紅茶」、新商品の「Watermelon &Lychee Water」と取り揃えます。

販売期間は11月2日〜12月末頃を予定しており、acureの「イノベーション自販機」やエキナカコンビニ「NewDays」で購入できます。なお、NewDaysでは「Suicaのペンギン オリジナルふせんつき」のFrom AQUAも販売予定です。

【参考】イノベーション自販機
大画面自販機がデジタルサイネージアワード2017受賞
https://tetsudo-ch.com/15489.html

どこで買える?「Suicaのペンギン」グッズ

Suica」20周年記念ということで様々な商品が用意されていますが、販売箇所はエキナカであったりWeb通販、コンビニとまちまち、販売開始日も商品によって異なります。以下に簡単にまとめてみました。

【オンライン販売】(10/5〜)

オンラインショップ「GENERAL STORE RAILYARD JRE MALL店」では、2021年10月5日よりトートバッグやTシャツ、ネックレスやキーホルダーなど「Suicaのペンギン20周年記念グッズ」を販売しています。

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【エキナカ施設「エキュート」や「グランスタ」のグッズフェア】(10/25〜11/21)

エキナカ商業施設「エキュート」や東京駅「グランスタ」などにて、2021年10月25日〜11月21日までグッズフェアが行われます。先に挙げたマカロンやチョコレートなど、エキナカ施設内各ショップの限定スイーツやグッズなどがより取り見取り。ただし一部商品は販売期間が異なりますのでご注意を。

なお、「エキュート」各施設や東京駅「グランスタ」などのSuicaのペンギン商品取り扱い店舗では、ちょっとしたノベルティプレゼントキャンペーン等も行われます。「Suica20周年」記念商品を含む1会計1,500円以上を「Suicaで」購入された方を対象に、先着でアクリルピンバッジをプレゼント。

また東京駅グランスタのイベントスペース「スクエアゼロ」では、11月18日〜11月21日にかけてグッズ販売イベントを展開。11月18日からは、同じくグランスタで物販併設型のコラボカフェを展開。また11月20日には作者であるさかざきちはるさんのサイン会も行われる予定です。

新宿マルイ本館では11月16日〜29日にかけて、2階イベントスペースで「Suica20th POP-UP STORE in マルイ」を展開。記念グッズや雑貨、普段は東京駅でしか手に入らないスイーツなど、バラエティ豊かなSuicaのペンギングッズが大集合。店頭には「ペンギン店長」も登場します。

【エキナカコンビニ「NewDays」や駅弁屋「祭」でも新商品】

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JR東日本のエキナカコンビニ「NewDays」では先述のマカロンのほかにも「Suicaのペンギンオリジナルヒントミント」やフェイスタオル、ミニがまぐちポーチ、ミニメモ帳などを販売します。販売期間は11月2日から。また同日〜11月17日までの期間中に「NewDays」にて交通系電子マネー決済で600円(税込)以上購入された方に、先着で「Suicaのペンギンハンカチタオル」をプレゼントするキャンペーンも。

同じく11月2日から「いろり庵きらく」では「Suicaのペンギン海苔」が付いた「いかげそのかき揚げそば」を販売。また12月から東京駅の「駅弁屋 祭」などで20品目の食材を使った「Suicaのペンギン弁当」を販売します。お弁当の中央にはSuicaのペンギンの顔が描かれた海苔が乗っているようですが、この表情は4種類用意されており、何が当たるかはお楽しみ。

その他、イベントや各商品の発売開始日などの詳細は、JR東日本クロスステーションHPをご覧ください。

そもそもJR東日本クロスステーションとは?

プレス向けの展示会に先立ち、JR東日本クロスステーション統括本部 広報・ブランド戦略ユニット 藤江亨氏により同社の成り立ちや事業に関する説明が行われた。

今回のキャンペーンは始めに記載した通り、JR東日本クロスステーションが実施するものです。あまり聞きなれない会社名かもしれませんが、それもそのはず。同社は2021年4月、グループ会社の「JR東日本リテールネット」「JR東日本フーズ」「JR東日本ウォータービジネス」「鉄道会館」の4社が一つになり誕生した企業なのです。

日本では珍しいカンパニー制を採用しており、「NewDays」などのコンビニ事業は「リテールカンパニー」、「いろり庵きらく」「BECK’S COFFEE SHOP」「駅弁屋 祭」などは「フーズカンパニー」が手掛けています。自販機の「acure」ブランドは「ウォータービジネスカンパニー」、エキナカの「エキュート」「グランスタ」や「黒塀横丁」などの開発は「デベロップメントカンパニー」が担当しています。

今回は「Suica20周年」にあわせ、各カンパニーで競合するのではなく、独自性を持たせながら連携して展開していくかたち。いまJR東日本の駅に行けば、駅構内のコンビニやエキナカのスイーツショップ、駅そば屋や自販機とありとあらゆる場所で「Suica」の20周年記念グッズが目に入るというわけですね。

老若男女問わず特に人気の高い「Suica」のペンギンも今年でとうとう20歳。気になるグッズがあればチェックしてみてくださいね。

記事:一橋正浩