競馬の指定席を買うコツをつかんだので白毛のGI馬ソダシの応援馬券(ハズレ)とぬいぐるみ(入手困難レア物)をゲットしてきた件。
ソダシには内緒で別の娘も買っていました!
本日はお出掛けの記録です。毎週のように応募しては落選することを繰り返していた中央競馬の現地観戦に当選したので行ってきたのです。正確に言うと当選ではなくキャンセル待ちでチケットを入手したのですが、完全にコツをつかんだ手応えがあります。このぶんなら次なる目標である秋の天皇賞現地観戦もかなり可能性が高そうです。コロナ禍の落ち着きを受けて、入場者数自体を倍増させるとのこともありますし、「楽勝」ではないかなと思います。
↓久々の競馬場、あいにくの雨ですが馬は元気です!
と言っても、「コツ」をつかんだのが前日の夜だったこともあって、この日は別件の用事も入れてしまっていました。メインレースまで現地で見守ることはできそうにありません。そもそも、この日のお目当てである白毛馬ソダシが出走する秋華賞は阪神競馬場での開催。東京競馬場は陣容手薄な裏開催です。気分としては散歩のようなものです。
せめて少しでも長居しようと開門前にたどりついた現地では、すでに多くのお客さんが列を作っています。厳しい抽選を勝ち抜いた同士たちの列に加わり、僕も開門を待ちます。入場時には、最近恒例なのですが、場内飲食に使えるクーポン券をいただきました。クジシステムで1等当選なら1000円引きになるクーポンとのことですが、僕のクジは参加賞の3等200円引きでした。それでも空くじナシで200円引きはなかなか嬉しいところ。これは幸先のいい滑り出し。のちほどありがたく牛丼代にあてさせていただきましょう(※馬の目の前で牛を食べる背徳感)。
入場後はまずは一目散に売店へ。大人気で売り切れ続出だと評判のソダシのぬいぐるみを見に行きます。売店では早くも列ができており、購入数も「おひとり2個まで」の制限つき。ソダシだけが飛ぶように売れています。これは「じっくりお顔を見てから…」なんて言っている場合ではなさそう。買うと決めてきたわけではなかったのですが、みんなが買っているので、勢いに流されて買ってしまいました。くー、早速JRAの罠にかかって散財してしまった!白くてカワイイじゃないか!
↓ソダシのぬいぐるみを買いました!ぬいぐるみ代はこのあと実力で取り戻す算段です!
↓さぁ、着順を当てればぬいぐるみ代が返ってくるPayPayジャンボみたいなクジの始まりです!
ソダシが幸運を運んできてくれたのか、この日の僕は稀に見る運気を感じます。場内の抽選会ではズバッとD賞が当選しましたし(当たりなんだからすごくないことはないだろう…)、買うレース買うレースで軸馬が好走します。「この馬が中心だろう」と思った軸馬の複勝だけを買っていれば、前半6レースは全的中という具合で、予想が冴え渡っています。
まぁ実際は欲をかいて単勝を買って2着で外したり、欲をかいて「中心だろう」と思った馬ではない馬の複勝を狙って外したり、欲をかくのを反省して複勝で買ったらそのときだけ1着で入ったり、手広くワイドで買ったら軸馬だけ華麗に的中して相手がひとつも来ないなど、馬券下手ぶりを遺憾なく発揮。JRAとの金の奪い合いも一進一退の攻防がつづきます。馬のエサ代くらい置いていけと迫るJRAと、エサ代は馬主が払うもんだろ知るかコラと応じる僕。100円をめぐる攻防はちょっとした為替相場のようです。
↓複勝で買ったら460円的中したこの馬券、単勝で買っていれば2000円以上のプラスでした!
単勝で買えばよかった。珍しく目利きであったのに…。 pic.twitter.com/Pnfki2zEk6
- フモフモ編集長 (@fumofumocolumn) October 17, 2021
うーん、下手である!
何故2頭まで絞ったのに単勝も買わなかったのか!
さて、遊びはこれぐらいにして(用事があるので帰るの意)、本番の勝負に臨まなくては。もちろん狙いは白毛馬ソダシが出走するGI秋華賞ですが、それ以外にもこの日は障害競走の重賞・東京ハイジャンプも開催されています。白毛馬ソダシと、10歳になっても元気に走りつづける障害レースの王者オジュウチョウサン、競馬界でも有数の人気馬2頭の応援馬券を買うことにしました。
「せっかくの現地だから…」
「やはり応援馬券を買おう」
「逆に、ギャンブルとして買うのは」
「ネット購入のほうが便利でいいしな」
「がんばれって文字が入る」
「この紙が欲しいのである」
「むしろコレは記念品として」
「換金しなくてもいい気持ち」
「とりあえず応援馬券だけ買って」
「予想はあとでじっくりやろう…」
↓ということで、何の予想も下調べもないまま、ただただ応援するだけの馬券をゲット!
用事先に向かう途中で結果だけ見ましたところ、オジュウチョウサンは3着となったようで、複勝分だけ若干の的中となりました。うむ、引きつづき好調ではありますが、取り逃がす流れがつづいている感じ。これはソダシ一本足打法は危険だろうかと、改めて予想を練り直すことに。ソダシを本命(正妻)の位置においたまま、愛人・浮気相手・ガールフレンド・趣味のサークルの仲間的なポジションでほかの馬も買っていきます。最終的には5頭ボックスワイド10点買いという格好に。もちろん本命はソダシです!(←愛しているのはお前だけだよ、的な)
迎えた本番、秋華賞。日差しに照らされてソダシは輝いています。白く、美しい。ただ、いつも通りではありますが、若干の苛立ちを見せています。クチをパクパクさせて、貧乏ゆすりをしている人のようなチャカついた動き。短い距離のレースなら内枠からポンと出てそのまま押し切ってしまえばいいのでしょうが、2000メートルとなればどこかで一息入れたいところ。若干心配です。
返し馬ではほかの馬から離れた場所で早歩きをし、1頭だけ先にゲート入りしたあとには、こらえきれず若干暴れる様子も。騎手が懸命になだめて何とかスタートはポンと出ますが、やはり道中でもかかり気味です。レース自体はややスローペースでの先行という形で悪くはないのですが、スローであるがゆえに、まだ先頭には立ちたくないが抑えつづけるのもしんどいという難しい状態に陥ります。
ようやく3コーナーから4コーナーで待ちかねたように騎手が仕掛けますが、今度はソダシに手応えがありません。先行していた馬にも置いていかれる感じで、ソダシは馬群に飲まれていきます。あー、本命の正妻が。しかし、ソダシの白い馬体を絶好のターゲットとするように、中団からアカイトリノムスメ(浮気相手)、アンドヴァラナウト(ガールフレンド)、ファインルージュ(愛人)が続々と上がってきました。うむ!予想通り!買い方がこれでよかったかはさておき、まとめて的中しそうな展開です!
↓よし!本命は完全に外したが馬券は取った!
↓ソダシを応援しつつ馬券もあてるという完璧な立ち回り!
ま、それはそれとして5頭ボックスワイド10点で3点当たったので、ヨシ!ソダシはクラシックを3冠走り切ってくれたことに感謝!ヴィクトリアマイルは現地で見たいな! pic.twitter.com/lJwsDGjNtD
- フモフモ編集長 (@fumofumocolumn) October 17, 2021
5頭ボックスワイド10点買いで3点的中!2540円!
なお、同じ5頭で三連複ボックス10点を買っていたら4190円だったけれど、当たったのでヨシ!
↓なお、ソダシはゲートでぶつけたのか「歯が折れていた」とのこと!
【秋華賞】10着に敗れたソダシ、歯が折れたことが影響かhttps://t.co/9qXqDL13Rq
- ライブドアニュース (@livedoornews) October 17, 2021
レース後に馬の状態を確認した須貝師は、「ゲートでぶつけたのだろうけど、歯が折れてグラグラしていて血が出ていた。それが影響したのかな」と敗因を分析した。 pic.twitter.com/eMszok8wm7
歯じゃしょうがない!このレースはノーカン!
負けたのではなく、折れただけでした!
ぬいぐるみ代をJRAから取り返すには至りませんでしたが、外した馬券のぶんは取り返すことができ、プラマイゼロでお得なレジャーを堪能しました。ソダシに関しては残念な結果でしたが、僕自身も「応援しつつもほかの馬を買っている」くらいの状況ですから、そもそもあまりこのレースには向いていなかったかなと思います。札幌記念は先行策から押し切って勝ちましたが、そのときは平坦コースで斤量52キロとハンデがついているような状態でした。ソダシにとっての2000メートルは好条件ならギリギリこなせる、というあたりなのかなと思います。
そして、ソダシ自身も感じているのかもしれませんが、アイドルホースとしての重圧みたいなものがあるのではないかと思います。「人間が私だけに妙に注目している」「私が歩くと人間の持っている機械がカシャカシャ鳴る」「どうして私だけ…?ねぇどうして…?」という疑問が母譲りの苛立ちを引き起こしているのかなと。ソダシ自身が「そうか私が白いからなんだ!」と気づいていればまだ納得もできるでしょうが、そこは馬なので難しいのかなと。気性面も含めて、今後は短いところを使っていくのかなと思いました。
ただ、昨年は牡馬牝馬三冠という歴史的な出来事が競馬を支えてくれたように、今年は白毛馬クラシックという歴史的な出来事が競馬を支えてくれていて、そのなかでキッチリと三冠レースを走り切ってくれたことには感謝したいと思います。ソダシ自身はもちろん、敗れたとしてもスターが歩むべき道をしっかりと歩ませてくれた馬主さん以下陣営の皆さんに感謝だなと思います。
もう少し早く、指定席を当てるコツをつかんでいればオークスでソダシを見られたのでしょうが、まだこの目では見られていないソダシを見に行くという目標を持って、引きつづき応援していきたいなと思います。強い馬には毎年出会うでしょうが、白くて強い馬に会うことは、これが最初で最後かもしれませんからね。元気に走ってくれてありがとう!歯を治して、また関東にも来てくださいね!
来年のヴィクトリアマイルには来てくれるものと期待しています!
外部サイト
さまざまなジャンルのスポーツを"お茶の間"目線で語る人気のコラム