1.FCウニオン・ベルリンは、フレデリク・レノウを獲得したことを発表した。2018年にブレンビーIFから移籍金300万ユーロで、アイントラハト・フランクフルトへ加入したデンマーク人GKは、昨シーズンはFCシャルケ04へとレンタル移籍。今回はレンタル終了でリヴァプールに戻った、ロリス・カリウスの後釜、いやそれ以上の期待がかけられていることだろう。今回は完全移籍での加入で、2年契約が締結された。

 オリヴァー・ルーネルト競技部門取締役は「フレデリクの獲得により、ようやく新シーズンに向けたゴールキーパーの布陣が完成した」とコメント。一方でレノウは「今回の移籍がうまくいってとても嬉しく思っているよ」と述べ、「昨季は僕にとって決して容易なものではなかったけど、今はその事を忘れて、ベルリンでの新しいタスクを楽しみにしているところさ。昨季にこのチームが見せていたものは印象的であり、今季も成功するよう自分の役割を果たし3大会で活躍したい」と意気込みを見せている。

 なおウニオン・ベルリンでは正GKのアンドレアス・ルーテ、そして第3GKのヤコブ・ブスク共に、今年が契約最終年度となっており、またオーストリア・クラーゲンフルトに武者修行中のレナルト・モーザーとは2023年まで。なおフランクフルトと契約最終年度に入っていたレノウは、これまでブンデス1部22試合に出場、そのうち11試合はシャルケ時代のものでkicker採点平均3.14をマーク。ちなみにフランクフルトでは昨日、シュトゥットガルトからイェンス・グラール獲得を発表していた。