【海外発!Breaking News】寝る前スマホがきっかけで皮膚がんに気付いた女性「ネット記事で命を救われるとは…」(英)
人々がネットで多くの情報を得るようになったこの時代に、「ネット記事に命を救われた」と話すイギリス女性が現れた。女性は爪に異変が起きていたものの、見た目が嫌でマニキュアを塗って隠していたという。しかしいつものようにネット記事を見ていた時、自分の症状が皮膚がんのものであることに気付いた。これが早期発見に繋がり、女性は軽度の治療で済んだという。詳細を『The Sun』などが伝えている。
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英ハンプシャー州南部ポーツマス在住のアラーナ・サヴァースさん(Alana Severs、36)は、数年前から右手の親指の爪に縦線が現れたと話す。
「本当に目立たない小さな線だったので、気に留めることもありませんでしたね。なんだかそれが恥ずかしかったので、赤いマニキュアをして隠すようにしていました。」
そして2017年、アラーナさんはいつものようにベッドに寝転がりながらネットサーフィンをして様々な記事に目を通していた。その際にファッション雑誌「コスモポリタン(Cosmopolitan)」のウェブサイトにて、爪に縦線が現れるという症状が皮膚がんの兆候であると書かれた記事が目に留まった。
アラーナさんは、当時の心境を「その記事に載っていた爪の状態は私の爪と全く同じだったので、最悪の事態を考えてしまってパニックになりましたよ。すぐに記事のスクリーンショットを当時の彼氏に送りましたね」と明かしている。
翌日、すぐに近くの病院「Queen Alexandra Hospital」へ向かい、医師に爪の状態について相談すると、その場で組織を採取し検査を行った。その結果、メラノーマと診断された。メラノーマは極めて悪性な皮膚がんの一種で、ほくろのような皮膚がんとして認識されていることが多い。
アラーナさんはすぐに手術を行い、親指の爪とその下でガン細胞に侵された組織を5ミリほど除去した。担当医は「すぐに爪を除去しなければ、がん細胞が血流に乗って全身に転移してしまっていた可能性がありました」とのちに語っている。
アラーナさんの場合、早期発見できたことに加え、奇跡的にがん細胞が奥深くではなく表面に広がるようにして進行していたという。最初の手術の後には傷を塞ぐために腕の皮膚を移植したが、数回の手術だけで済んだという。
「夜11時にベッドでネット記事を読むというありふれた行動が、自分の命を救うことになるとは思わなかったですね。それでも私の人生は、そのおかげで大きく変わったと思います。もしあの時に記事を読んでいなかったら、あと3年は知らずに過ごしていた可能性もあり、がん細胞が転移して致命的なものになっていたかもしれませんから。」
画像は『Metro 2021年6月27日付「Woman discovers line on her fingernail was a rare sign of cancer」(Picture: SWNS)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)
英ハンプシャー州南部ポーツマス在住のアラーナ・サヴァースさん(Alana Severs、36)は、数年前から右手の親指の爪に縦線が現れたと話す。
「本当に目立たない小さな線だったので、気に留めることもありませんでしたね。なんだかそれが恥ずかしかったので、赤いマニキュアをして隠すようにしていました。」
そして2017年、アラーナさんはいつものようにベッドに寝転がりながらネットサーフィンをして様々な記事に目を通していた。その際にファッション雑誌「コスモポリタン(Cosmopolitan)」のウェブサイトにて、爪に縦線が現れるという症状が皮膚がんの兆候であると書かれた記事が目に留まった。
アラーナさんは、当時の心境を「その記事に載っていた爪の状態は私の爪と全く同じだったので、最悪の事態を考えてしまってパニックになりましたよ。すぐに記事のスクリーンショットを当時の彼氏に送りましたね」と明かしている。
翌日、すぐに近くの病院「Queen Alexandra Hospital」へ向かい、医師に爪の状態について相談すると、その場で組織を採取し検査を行った。その結果、メラノーマと診断された。メラノーマは極めて悪性な皮膚がんの一種で、ほくろのような皮膚がんとして認識されていることが多い。
アラーナさんはすぐに手術を行い、親指の爪とその下でガン細胞に侵された組織を5ミリほど除去した。担当医は「すぐに爪を除去しなければ、がん細胞が血流に乗って全身に転移してしまっていた可能性がありました」とのちに語っている。
アラーナさんの場合、早期発見できたことに加え、奇跡的にがん細胞が奥深くではなく表面に広がるようにして進行していたという。最初の手術の後には傷を塞ぐために腕の皮膚を移植したが、数回の手術だけで済んだという。
「夜11時にベッドでネット記事を読むというありふれた行動が、自分の命を救うことになるとは思わなかったですね。それでも私の人生は、そのおかげで大きく変わったと思います。もしあの時に記事を読んでいなかったら、あと3年は知らずに過ごしていた可能性もあり、がん細胞が転移して致命的なものになっていたかもしれませんから。」
画像は『Metro 2021年6月27日付「Woman discovers line on her fingernail was a rare sign of cancer」(Picture: SWNS)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)