「創味シャンタン」の創味食品のパスタソース「ハコネーゼ」が本格的すぎてどハマリしそう!
食楽web
最近、ようやくレジ袋の有料化にも慣れてきました。買った商品をできるだけコンパクトにして持ち帰り、なおかつゴミの量も減ると嬉しい気がする…。これまでエコやサステナビリティにまったく関心がなかった筆者ですが、こんなふうに考え方が変わってきた矢先。
近所のミニストップに寄ったところ、レトルトソースのコーナーに、「ハコネーゼ」というパスタソースを見つけました。「ハコ? 箱根の一流ホテルのパスタソースかな?」などと思って手に取ってみたら、「創味シャンタン」や「創味そばつゆ」でおなじみの創味食品が出している商品だと判明。
中華や和食の調味料専門の会社だと思っていたので、こんなイタリアン系のソースを出しているなんて意外でした。しかし、この商品、よくあるパスタソースと違って箱に入っていません。そう、ハコがないから「ハコネーゼ」。まかさのダジャレ。さすが創味食品。味と同様、面白さにおいても期待を裏切りません。
開発に3年かかったソースは絶品だった
「ハコネーゼ」は3種類がラインナップ。各130gで258円
ダジャレに腰砕けになりつつも、そこはエコ人間化しつつある筆者。すぐに箱がないことのメリットを見出します。まず、持ち帰る際にかさばらないし、ゴミが少なくなるのは素晴らしい……というわけで、パッケージ買いをしたわけです。
いざ手に持ってみると、パッケージはペラッぺラ。大丈夫か? と思うほど軽いのが気になりますが、内容量は130g。例えば有名なキユーピーのパスタソースの場合、2人分で255gほど。つまり1人前は120gなので、これより10g多い計算です。良心的じゃないですか。
というわけで、帰宅して、家にたまたまあったカルディの生パスタと合わせて家族で試食してみることに。最初は「海老の旨みたっぷり 濃厚トマトクリームソース」です。作り方は簡単。パウチ自体がレンジ対応しているので、レンジの皿に袋を立たせて500wで1分間チン。あとは、鍋で茹でたパスタを絡めておしまいです。今回は冷蔵庫にあったむきえびも少し入れてみました。
「海老の旨味たっぷり濃厚トマトクリームソース」に使用したのは生パスタのスパゲティーニ+家のむきえび
フォークでパスタを巻くと、とろ~りクリーミーで、ソースとパスタの絡みがいい。さらに色といい質感といい、いかにも濃厚そうです。食べてみると、海老の味がしっかりと効いていて、そこにトマトと生クリームの旨みが重なり、アメリケーヌソースらしい非常に贅沢な味。
うーん、これかなり美味しいんでは? 公式サイトを覗くと、「プロの料理人向けの開発チームから生まれた、まさにプロの味」とのコピーが。開発には3年以上を費やしたとのことで、これはかなり深いです。
続いて、「生クリーム仕立ての濃厚ポルチーニソース」も食べてみます。
「生クリーム仕立ての濃厚ポルチーニソース」に使用したのはニョッキ
「生クリーム仕立ての濃厚ポルチーニソース」はニョッキにからめてみることにしました。こちらのソースは、濃厚な生クリームに刻んだポルチーニ茸とマッシュルームがたっぷり入っています。その贅沢なポルチーニといったら、本格的なレストランのひと皿かと思うような香りが漂います。こちらもまたいい感じで、クリームパスタが好きな人にはたまらないと思います。
そしていよいよ最後は、「焦がしニンニクの完熟トマトソース」です。やや太めのパスタ・フェットチーネに絡めてみることにしました。
「焦がしニンニクの完熟トマトソース」に使用したのはフェットチーネ
こちらのソースは、ガツンとニンニクの香りと味を感じる力強いトマトソースです。トマトも非常に濃厚な甘みと酸味があり、これぞイタリア料理の王道、といった味わい。レモンをかけると、よりトマトとニンニクの風味が引き立ち、これは文句なく美味しい。高級リストランテのレベルの味です。
というわけで、「ハコネーゼ」のパスタソースは、1分で、どれもレストランで食べるような超本格的で超優秀なパスタができることが判明。さすが旨みを知り尽くした創味食品、といったところでしょうか。
箱をなくしてコスト削減した分、中身を贅沢に作っているのかもしれません。いずれにせよ、この3つとパスタさえあれば、長引くおうち時間もより便利&楽しくなると思いますよ。
(撮影・文◎土原亜子)