スクデットに近づく1勝に喜び爆発も…コンテ監督「勝ち続けなければ」

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 インテルを率いるアントニオ・コンテ監督がカリアリ戦での勝利を喜び、スクデット獲得へ向け気を引き締めている。11日、イタリアメディア『スカイスポーツ』が報じた。

 インテルは11日、セリエA第30節でホームでカリアリと対戦し、1−0で勝利。リーグ戦10連勝で首位で臨んだ一戦は苦しい展開となったが、77分にイタリア代表DFマッテオ・ダルミアンが決勝点を挙げた。コンテ監督は試合後、「選手はハグや(額への)キスで報われるべきだ」と喜びを爆発させ、以下のように振り返った。

「試合数が減ってきて、1勝の価値は2倍になっている。常にプレッシャーにさらされ、勝たなければならないという義務を負うのは初めてだが、私は自分たちがやっていることにとても満足している。この2年間、我々はあらゆる面で大きく成長し、選手たちは毎週それを証明している。インテルは10年間、リーグタイトルから遠ざかっているが、1年半で価値観を変えたことはもっと考慮されるべきだと思う」

「スクデットへのカウントダウン?私は、勝つことが好きすぎるんだ。それを選手たちに伝えようとしている。たしかにスクデットには近づいているし、ゴールが見えてきているが、まだ到達していない。この8日間で3つの重要な勝利を手に入れたが、それだけでは不十分だ。残り8試合、勝ち続けなければならない」

 リーグ戦残り8試合で2位ミランと勝ち点差11ポイントで首位に立つインテルは、リーグ戦11連勝中と波に乗っている。