無神経と非常識のかたまりのような隣家――。今回紹介するのは、静岡県に住む女性が体験したご近所トラブルだ。

隣家の息子が離婚し、子連れのシングルマザーを実家に連れ込むように。だいたい曜日は決まっていて、金曜の晩だという。

夜22時を過ぎると、その子供が

「ママ〜」

と夜泣き。静まり返った住宅街が、騒音タウンと化すそうだ。周囲からのアドバイスで、投稿者が行政に相談するも解決せず。

ある時彼女が、隣家の息子の母親に「子供の声がうるさいですよね」と苦言を呈したところ、

「子供はうるさくて当たり前」

と言い放たれてしまったという。

「常識的には『ごめんね』というのが普通なのでは!」


非常識な「息子」と「シングルマザー」(画像はイメージ)

我が家も隣家と現在「冷戦中」です。

無神経と非常識のかたまりのような隣家の親子に悩まされ続けています。

事の発端は、隣家の息子さんが、嫁と別れ、夏頃から子連れのシングルマザーを毎週金曜日の夜21時半過ぎに泊まりに来させるようになったことです。

季節柄、近所の家では2階の窓を開けているところが多かったのですが、夜22時過ぎになると隣家の2歳の連れ子が

「ママ〜」

と大きな声で夜泣きを始め、静まりかえった住宅地に泣き声が響きわたる週末の夜が秋まで続きました。

隣家ゆえに夜泣きが睡眠妨害となり、隣家の親族に相談したり、ご近所さんに相談したり...。

ご近所さんからは、「行政に相談したら」とアドバイスをもらい、実際に相談もしましたが、解決はしませんでした。

そんなある日、庭で草とりをしていたら隣家の息子の母親が

「今日、庭でBBQするからうるさくなる」

と一声かけて来たので、私が、

「子供の声がうるさいですよね」

と苦言を呈したら、母親は謝るどころか

「子供はうるさくて当たり前」

と言い放ち、立ち去りました。常識的には

「色々あって息子が再婚前提に交際しているので、子供の夜泣き等で近所に迷惑かけてごめんね。重ね重ね申し訳ないけど、今日BBQするのでごめんね」

というのが普通なのでは!とさえ内心思いましたが、2歳児の可愛さにほだされている色合いが強いように感じ取れたので、その場では何も言い返しませんでした。

息子さん「お宅だろ、俺の子供のこと、児童相談所に言いつけたのは!」

冬になると今度は突如、畳4畳分の巨大な粗大ゴミコンテナが、我が家と隣家の境に設置されました。

夜22時過ぎに「ガチャンガチャン」と寝床にいても聞こえるくらいの大きな音を立ててコンテナに粗大ゴミを捨てていたので、

「何時だと思っていますか?時間を考えて下さい」

と庭先に出て苦情を伝えたところ、息子さんから

「お宅だろ、俺の子供のこと、児童相談所に言いつけたのは!」

と言いがかりを付けられました。

「近所に根回し的な挨拶をきちんとしていれば、夜泣き騒動も児童相談所へ通告されないはずでは」と思いました。それに、「自分たちさえ良ければ、近所迷惑行動をしてもお構いなしなのか」とさえ感じました。

現在もベランダから丸見えの隣家の粗大ゴミコンテナは、ホコリだらけ。

アレルギー持ちの子供や高齢の母がいる我が家は、コンテナの上を吹く風のことを考えると、ベランダに布団も、洗濯物も干すことが出来ません。

マイナス3度の真冬日の夜でも、夜21時半過ぎに2歳児を連れてお泊まりに来る隣家のシングルマザーといい、来させる隣家の息子といい...。

幼子の健康に気づかうことない行動には、どうなのかと感じます。いっそのこと、隣家の息子が新家庭を別に構えてくれた方が、コンテナ問題も子供の騒音も全て解決するのに......と思う毎日です。

 

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