機械仕掛けのホワイトボード! Joto(ジャト)の使い勝手を試す
「Joto(ジャト)」はスマートフォンと連動することにより、スマートフォン上のイラストや文字を自動的に描画するホワイトボード。イラストを描いたり、メッセージを残したり、スケジュールを共有したり、アイデア次第で様々な使い方が考えられる。
公開中のコミュニティーサイトのイラストをダウンロードすれば、そのイラストを描画する過程を楽しんだ後、アート作品のように壁に掛けて眺めることもできる。
今回、Jotoのテスト機をお借りできたのでレビューする。
クラウドファンディングサービス「Kibidango」で支援者を募集中。
■自動でイラストを描画するホワイトボード
Jotoは、ペンと消しゴム(ワイプフォーム)、ホワイトボードと、それを動かすテクノロジーの融合により誕生した。
自動描画機能を搭載したホワイトボード「Joto」は、新感覚のコミュニケーションツールだ。
ホワイトボードには、ペンとワイプフォームを取り付けたアームが実装されている。
アームは上下に動き、ペンがアーム内で左右に動くことにより、メッセージやイラストをホワイトボードに描くことができる。
アーム内のワイプフォームが飛び出し、アームが上下に動くことにより、消す仕組みだ。
「Joto」の仕組み。見ためは小さなホワイトボードだが、最新のテクノロジーが搭載されている。
ユーザーサイトでは、イラストを無料でダウンロードできるほか、自分のイラストをアップロードして、ほかのユーザーと共有することもできる。
有料となるが、毎日違うアートが届く配信サービス「365 Days of Art」 を利用すれば、イギリスを中心としたアーティストのイラストをダウンロードして部屋のインテリアにJotoを活用することも可能だ。
Jotoの同梱物。ペン先、ワイプフォーム、インク、USB Type-Cケーブル、ACアダプターなどが入っている。
■自作のイラストも描ける
準備が完了したら、早速、Jotoでイラストを描いてみよう。
・専用アプリをインストール
・Jotoを組立てる
・スマートフォンと無線LANに接続
・スマートフォンにイラストを準備
・Jotoへイラストを転送
これらの手順で実際に試してみた。
Jotoの専用アプリは、App StoreもしくはGoogle playから「Joto」と検索して、ダウンロードすればよい。
Jotoの専用アプリを起動したらアカウントを作成し、画面表示に従って、Jotoを組立てる。
テスト機では、組立てられた状態であったため、インクを浸したペンをアームに取り付けるだけでよかった。
アーム内には、ペンのほかにワイプフォームも搭載するため、ワイプフォームを取り付けるためには一度、アームを取り外す必要がある。
次にキャリブレーションをおこなう。
ペンが正しい位置にないと、イラストを正確に描画できない。ペンの位置を手で調整するため、2〜3分の時間はかかるが、作業自体はスマートフォンに表示された手順に従うだけなので、さほど難しくはないだろう。
セットアップはアカウント作成からはじめる。
筆者がつまずいたのは、無線LANの設定だ。
最初にJotoに無線LANで接続したのち、自宅の無線LANルーターに接続する。この手順を間違えていたため、先に進まなかった。
すべての設定が完了すれば、いよいよお絵描きの時間だ。
イラストをあまり描かない人は、最初はJotoのコミュニティーサイトからイラストをダウンロードして、Jotoに転送するのがよいだろう。
コミュニティーサイトには、さまざまなイラストが登録されている。
Jotoはペンを動かしてゆっくりとイラストを描画するため、見ているだけでも満足感を得られる。絵がうまい人のイラストは、もはやアーティスティックな作品だ。
Jotoを壁に掛けておけば、絵画のようにイラストを楽しめる。
FlowerのイラストをJotoに転送してみた。
自作イラストの場合は、まずアプリ上で描く。
・ペンのアイコンをタッチ
・イラストを描く
・Jotoへ転送
この3ステップで、Jotoはイラストを描いてくれる。
今回はイラストを指で描いたため、粗いイラストになってしまったが、タッチペンを使用すれば、より繊細なイラストを描くことができるだろう。
アプリ上でうさぎのイラストを描いた。
うさぎのイラストがそのまま描かれる。再現性はよい。
Jotoは自動化されたホワイトボードで、スマートフォンと連動することで利便性が高い。
また個人利用だけでなく、店内ディスプレイや、会議のメモ、メッセージボードなど、今までホワイトボードに描いていたものも自動化することもできるだろう。
スマートフォン連携で扱えるため、アイデア次第では、いろいろな使い方や可能性がありそうだ。
Jotoは2021年2月8日現在、クラウドファンディングサイト「Kibidango」で、目標金額135万円に対して、232万円の支援が集まり、日本上陸が決定している。
クラウドファンディングの期間は2021年3月11日23時59分まで。
「Kibidango」での価格は、
・Joto
早割:4万4,500円(税・送料込)(20個限定)
Kibidango特別価格:4万8,000円(税・送料込)
・Joto & 365 Days of Art
早割:4万8,000円(税・送料込)(20個限定)
Kibidango特別価格:5万2,500円(税・送料込)
・Joto 2個セット
Kibidango特別価格:7万9,800円(税・送料込)
<主な仕様>
寸法:393mm×472mm×88mm
重量:3kg
インクの色:黒
ワイヤレス:802.11b / g / n
入力:Wi-Fi接続/ USB-Bマイクロシリアル
アプリ:Apple iOS / Google Android
電源:63W USB-C
生産国:中国
保証:1年(初期不良は7日以内)
・新感覚コミュニケーションツール「Joto」
ITライフハック 関口哲司
公開中のコミュニティーサイトのイラストをダウンロードすれば、そのイラストを描画する過程を楽しんだ後、アート作品のように壁に掛けて眺めることもできる。
今回、Jotoのテスト機をお借りできたのでレビューする。
クラウドファンディングサービス「Kibidango」で支援者を募集中。
■自動でイラストを描画するホワイトボード
Jotoは、ペンと消しゴム(ワイプフォーム)、ホワイトボードと、それを動かすテクノロジーの融合により誕生した。
自動描画機能を搭載したホワイトボード「Joto」は、新感覚のコミュニケーションツールだ。
ホワイトボードには、ペンとワイプフォームを取り付けたアームが実装されている。
アームは上下に動き、ペンがアーム内で左右に動くことにより、メッセージやイラストをホワイトボードに描くことができる。
アーム内のワイプフォームが飛び出し、アームが上下に動くことにより、消す仕組みだ。
「Joto」の仕組み。見ためは小さなホワイトボードだが、最新のテクノロジーが搭載されている。
ユーザーサイトでは、イラストを無料でダウンロードできるほか、自分のイラストをアップロードして、ほかのユーザーと共有することもできる。
有料となるが、毎日違うアートが届く配信サービス「365 Days of Art」 を利用すれば、イギリスを中心としたアーティストのイラストをダウンロードして部屋のインテリアにJotoを活用することも可能だ。
Jotoの同梱物。ペン先、ワイプフォーム、インク、USB Type-Cケーブル、ACアダプターなどが入っている。
■自作のイラストも描ける
準備が完了したら、早速、Jotoでイラストを描いてみよう。
・専用アプリをインストール
・Jotoを組立てる
・スマートフォンと無線LANに接続
・スマートフォンにイラストを準備
・Jotoへイラストを転送
これらの手順で実際に試してみた。
Jotoの専用アプリは、App StoreもしくはGoogle playから「Joto」と検索して、ダウンロードすればよい。
Jotoの専用アプリを起動したらアカウントを作成し、画面表示に従って、Jotoを組立てる。
テスト機では、組立てられた状態であったため、インクを浸したペンをアームに取り付けるだけでよかった。
アーム内には、ペンのほかにワイプフォームも搭載するため、ワイプフォームを取り付けるためには一度、アームを取り外す必要がある。
次にキャリブレーションをおこなう。
ペンが正しい位置にないと、イラストを正確に描画できない。ペンの位置を手で調整するため、2〜3分の時間はかかるが、作業自体はスマートフォンに表示された手順に従うだけなので、さほど難しくはないだろう。
セットアップはアカウント作成からはじめる。
筆者がつまずいたのは、無線LANの設定だ。
最初にJotoに無線LANで接続したのち、自宅の無線LANルーターに接続する。この手順を間違えていたため、先に進まなかった。
すべての設定が完了すれば、いよいよお絵描きの時間だ。
イラストをあまり描かない人は、最初はJotoのコミュニティーサイトからイラストをダウンロードして、Jotoに転送するのがよいだろう。
コミュニティーサイトには、さまざまなイラストが登録されている。
Jotoはペンを動かしてゆっくりとイラストを描画するため、見ているだけでも満足感を得られる。絵がうまい人のイラストは、もはやアーティスティックな作品だ。
Jotoを壁に掛けておけば、絵画のようにイラストを楽しめる。
FlowerのイラストをJotoに転送してみた。
自作イラストの場合は、まずアプリ上で描く。
・ペンのアイコンをタッチ
・イラストを描く
・Jotoへ転送
この3ステップで、Jotoはイラストを描いてくれる。
今回はイラストを指で描いたため、粗いイラストになってしまったが、タッチペンを使用すれば、より繊細なイラストを描くことができるだろう。
アプリ上でうさぎのイラストを描いた。
うさぎのイラストがそのまま描かれる。再現性はよい。
Jotoは自動化されたホワイトボードで、スマートフォンと連動することで利便性が高い。
また個人利用だけでなく、店内ディスプレイや、会議のメモ、メッセージボードなど、今までホワイトボードに描いていたものも自動化することもできるだろう。
スマートフォン連携で扱えるため、アイデア次第では、いろいろな使い方や可能性がありそうだ。
Jotoは2021年2月8日現在、クラウドファンディングサイト「Kibidango」で、目標金額135万円に対して、232万円の支援が集まり、日本上陸が決定している。
クラウドファンディングの期間は2021年3月11日23時59分まで。
「Kibidango」での価格は、
・Joto
早割:4万4,500円(税・送料込)(20個限定)
Kibidango特別価格:4万8,000円(税・送料込)
・Joto & 365 Days of Art
早割:4万8,000円(税・送料込)(20個限定)
Kibidango特別価格:5万2,500円(税・送料込)
・Joto 2個セット
Kibidango特別価格:7万9,800円(税・送料込)
<主な仕様>
寸法:393mm×472mm×88mm
重量:3kg
インクの色:黒
ワイヤレス:802.11b / g / n
入力:Wi-Fi接続/ USB-Bマイクロシリアル
アプリ:Apple iOS / Google Android
電源:63W USB-C
生産国:中国
保証:1年(初期不良は7日以内)
・新感覚コミュニケーションツール「Joto」
ITライフハック 関口哲司