林威助氏=中信兄弟提供

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(台北中央社)台湾プロ野球・中信兄弟は7日、2軍監督の林威助氏(41)を来季から1軍監督に起用すると発表した。3年契約で、林氏は「球団から期待されている使命感を感じる。1年1年、しっかりやっていきたい」と意気込んだ。

日本への野球留学を経て、2002年ドラフト7巡目で阪神に入団。13年まで在籍し、一時は打線の主軸として活躍した。阪神退団の翌年から17年まで中信でプレー。現役引退後に率いた2軍はこれまで2度の優勝を果たし、その貢献が評価された。

指導者としての3年間、「礼儀、尊重、態度」を基本として掲げてきた林氏。その「日本らしい」厳しい指導はファンから好評を集めている。1軍の昇格後もスタイルは変えない方針で、選手には球場では「オン」モードで臨んでもらいたいとし、気の緩みは許さないと活を入れた。

(謝静雯/編集:楊千慧)