「ナイトライダー」よりデヴィッド・ハッセルホフ演じるマイケル・ナイト
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 映画『ワイルド・スピード SKY MISSION』『アクアマン』『ソウ』などのジェームズ・ワン監督が、1980年代に大ヒットしたテレビドラマ「ナイトライダー」の映画化企画を進めていることが明らかになった。Deadlineなどが報じた。

 「ナイトライダー」は元刑事の主人公マイケル・ナイト(デヴィッド・ハッセルホフ)が人工知能KITTを搭載したスーパーカー「ナイト2000」を相棒に、さまざまな事件を解決する姿を描いたテレビシリーズ。スピンオフシリーズやテレビ映画、ビデオゲームも作られるなどカルト的な人気を博している。

 今回の映画化企画は、スパイグラス・メディア・グループとワン監督の制作会社アトミック・モンスター・プロダクションズが進めているもの。ワン監督はプロデューサーを務める。元ビデオゲームライターのT・J・フィックスマンが脚本を執筆しており、詳細は伏せられているが、舞台は現代に変えるものの、オリジナル版の反体制的なトーンは踏襲した作品になるという。

 「ナイトライダー」に関しては2017年、主演のデヴィッド・ハッセルホフと『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズのジェームズ・ガン監督がオリジナルキャストによる再テレビシリーズ化の話し合いをしていることが話題になったことも。デヴィッドは当時、「俺はいつも、オリジナルの魂を持ったものでなくちゃと言ってきた。俺に老いた男を演じさせてくれとね。俺は走れないし、戦えないし、ジャンプもできない。でも今でも運転することはできる」と並々ならぬ意気込みをTMZ.comに語っていた。(編集部・市川遥)