木村拓哉に杏に富川アナも、コロナで「愛犬散歩」写真が“量産”される張り込み事情
5月22日発売の『フライデー』で、動物病院を訪れる木村拓哉と工藤静香がキャッチされた。当然ながら、木村のインスタグラムでもおなじみの愛犬・エトワールとアムールも一緒だ。
【写真】小学生で髪にメッシュをいれたKoki,と英語ペラペラな工藤静香
4月にも夫婦の姿は『FLASH』に、そして、長女・Cocomiとの父娘の姿を『フライデー』が写真とともに報じている。いずれも愛犬の散歩シーンの一コマだったのだが、ここ最近で犬の散歩を撮られているのは木村家だけではない。
「同じく4月下旬に発売された『女性セブン』が、B'zの稲葉浩志夫婦が犬を散歩する姿を掲載しています。彼がつれていた2頭は、モフモフとした毛が特徴のオールド・イングリッシュ・シープドックという大型犬。実は、キムタクが飼うエトワールと同じ犬種なんですよ。稲葉家と木村家は家族ぐるみで付き合う仲だけに、飼う犬も合わせたということでしょうか」(ワイドショースタッフ)
ほかにも新型コロナウイルスに感染し、『報道ステーション』(テレビ朝日系)への出演をいまだ見合わせている富川悠太アナ。東出昌大との離婚に踏みきれていない杏、さらに岡江久美子さんをコロナで亡くした大和田漠らも、この1、2か月で愛犬との散歩姿を撮られているのだ。
「海外のセレブやハリウッドスターも同様に、マスク姿で愛犬を連れている写真が相次いでキャッチされています。ヘンリー王子とともにイギリス王族から離脱したメーガン妃もまた、移住したロサンゼルスで、ロックダウンされた街中で愛犬と一緒にいるところをパパラッチに撮影されたのです」(情報番組ディレクター)
散歩に時間を費やす芸能人が増加
はたしてナゼ、有名人の愛犬散歩ショットが相次いでいるのか。フライデー記者として活躍し、また自身も愛犬家の芸能ジャーナリスト・佐々木博之氏は「そもそも熱愛などのスクープを撮ること自体が難しくなりつつある」とした上で、
「特にコロナ禍になってからは皆が外出しなくなったため、張り込みを含めた芸能人の取材が難しくなっています。
自宅周辺を張り込むしかなくなるのですが、芸能人もまたソーシャルディスタンスをとった散歩を日課とする人が増えている傾向にあります」
ドラマの撮影が延期や中止となり、バラエティー番組もまたリモート出演が日常になりつつある今、芸能人は自由になった時間を散歩などに費やしているようだ。
また、外出時のマスク着用がエチケットになっているだけに、こんな利点もある。
「芸能人にとってマスクは変装アイテムの“王道”ですが、それが自然となっているわけで外を歩きやすくなっています。逆に、小澤征悦との熱愛を報じられたNHKの桑子真帆アナのように、“ノーマスク”のほうが叩かれてしまう時代なのです。
そして富川アナや杏さんの写真ですが、これは石田純一さんも同じく、外出する姿を撮られていましたが、“騒動禍にある人が今どうしているか”を取材するのは週刊誌の“王道”です。自宅周辺で張り込んでいたら“たまたま撮れた”ということでしょう」(佐々木氏、以下同)
家族との散歩姿はイメージがいい
木村も何かと話題に事欠かない“王道”の取材対象だ。ドラマ『BG』(テレビ朝日系)撮影がストップし、夫婦外出の機会が増えたところを狙われた、というわけか。
「彼で言えば、“STAY HOME”ということで、家族での散歩姿を撮られるのはイメージ的にも“良し”としているのかも。当然、奥さんの存在は皆が知っていますが、SMAP解散前までは、あからさまなアピールができない状況でした。
しかし、今は自ら夫婦の写真をアップしたり、娘たちも芸能界デビューしていることから、“家族総出”で売り出そうとしているのではないでしょうか。“木村ファミリー”というユニットを作るのか、とさえ思ってしまうほど(笑)」
さらに佐々木氏は、愛犬家ならではの視点から犬の散歩の張り込み事情を明かす。
「例えばジャック・ラッセル・テリアやボーダー・コリーは、走らせたり運動させないとストレスが溜まって家の中のものをかじったりすることがあります。
木村さんが飼っているオールド・イングリッシュ・シープドックもまた散歩が好きな犬種でしょう。犬の散歩は、大抵は朝晩の決まった時間に行うので、張り込む側も闇雲に粘るのではなく時間を絞りやすく、撮りやすい面もあるのではないでしょうか」
そのうち、芸能人の愛犬散歩特集が読めるかもしなれない。