セルビア代表13キャップを誇るプリホビッチ。現在はサウジアラビアでプレーしている。(C) Getty Images

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 セルビアに再び衝撃が走った。

 A代表経験もあり、パルマなどでもプレーしたFWアレクサンダル・プリホビッチ(アル・イテハド)が4月3日、新型コロナウイルス対策で設けられている門限違反で逮捕された。アイルランド・メディア『RTE』などが報じている。

 記事によると、セルビア政府はウイルスの蔓延を抑制するため、平日の17時から翌朝5時までと、土曜日の13時から月曜日の午前5時まで外出を禁止にしている。また、レジャー活動やあらゆる集会を自粛するように指示しているという。

 だが、国家警察局長のウラジミール・レビッチ氏がセルビアの国営テレビ『RTS』に対して語ったところでは、「プリホビッチは他の数人と、17時の門限以降にベオグラード市内にあるホテルのレストランで飲酒をしていた。彼らは検察庁に召喚された」という。

 セルビアでは先日、レアル・マドリーのFWルカ・ヨビッチが、スペインから帰国後28日間の自主隔離命令が出ていたにもかかわらず、恋人のバースデーパーティーのために繁華街に繰り出し、大バッシングを浴びたばかり。国のコロナ対策に違反した2人目のセルビア人プレーヤーとなったプリホビッチも、厳しい批判は避けられないだろう。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部