自分の黒歴史を赤裸々に描いた漫画を、インスタグラムで発表している大盛のぞみさん。2人の子どもを育てる母でもある彼女が、“ほっこり下品”な、ゆるい子育て漫画をお送りします。

離乳食を一切受けつけなかった娘。悩んだのぞみさんは、相談に行くことに…。

正反対の息子と娘。でも、もう悩まない!




というわけで、娘の離乳食時代は暗黒のまま終わってしまったよ。


歯が生えてくるまでは不安だったのかもしれないんだけど、テコでも食べない! との意志が固く、1回食を2回食にしようが、親が目の前でおいしそうに食べようが、母乳の量を減らそうがやめようが口を真一文字に結んでキッと食べものを拒否していた娘。


そんな娘が初めて食べたものは、白米ミニおにぎり。食べてるのを見たときは感動で涙が。
歯が生えてきてからは、いろんなものをよくよく噛んで食べるようになって安心したよ。


食べ物だけでなく、じつは1歳5か月ごろまで歩く素振りも見せなかった娘。
歩き出したら転ぶこともなく、ダーッと早歩きで歩いてめちゃくちゃ驚いた。
ハイハイもせずにじーっとしていて、この子は将来歩くようになるのかな? と不安だったなあ…。
とにかく慎重派で、失敗しない自信がつくまでは行動しないタイプなのかもしれないですね。

未だに、娘は家族のなか食べ物にはいちばん興味がありません。私の子かな?と不安になるほどご飯に対しての興味ナシ。
同じ両親から生まれていても、バリバリご飯を食べていろんなものにブルドーザーのように突っ込んでいた息子に対し、草花のように静かで、断食期間かな? というほど母乳以外に興味のなかった娘。
どちらも「どこか絶対おかしいわ」と不安だったけど、今のところ元気に2人とも育ってます。


わが家の子どもたちは、食べすぎる、食べない、大騒ぎする、静かすぎる…と、とにかく性格も全然違うし成長の速度も違います。
だけど兄妹でも比べすぎることなく、隣の芝生の青さに目を眩ませず、周りの意見に左右されすぎずにこれからも子育てしていきたいなと思ってます。
わたし、またハゲができるのが怖いの。

【大盛のぞみの子育て漫画】第1回 おおらかな心が仇に!? 好みじゃない夫と結婚した理由はこちらから!

【大盛のぞみ】

Instagramに@imoootjya
名義で投稿した“ほっこり下品”な手描き漫画が、今いちばんポップな闇漫画として大きな反響を呼ぶ。フォロワー数は約10万人超。2児の母。著書に『のぞみ33歳。だだ漏れ日記
』(扶桑社刊)がある