【MLB】ダルビッシュがアストロズの“サイン盗み”に反応 17年WSの炎上&批判ネタに皮肉
「もしドジャースが2017年のワールドシリーズのパレードを計画するなら、喜んで参加したい」
MLB球界を揺るがすアストロズの“サイン盗み騒動”。13日(日本時間14日)にMLBコミッショナーのロブ・マンフレッド氏が調査結果と処罰を発表し、アストロズのジェフ・ルーノーGMとAJ・ヒンチ監督には1年間の報酬なしの停職、アストロズには2020年と2021年のドラフト1巡目と2巡目の指名権剥奪と罰金500万ドル(約5億4700万円)の処分が課された。この処分を受けてアストロズのジム・クレインオーナーはルーノーGMとヒンチ監督の解任を発表した。
米球界を揺るがしてきた“サイン盗み騒動”。その事実が断定され、アストロズには厳罰が下されることになり、選手やOBからも様々な反応が。カブスのダルビッシュ有投手も、自身のツイッターで、この騒動へ反応を示した。
ダルビッシュは自身のツイッターで英文で「もしドジャースが2017年のワールドシリーズのパレードを計画するなら、喜んで参加したい。その時は誰か僕に『ユウはゴミ』と言うジャージを作ってくれないかな?」と投稿。実際にファンが『ゴミ』と入ったジャージの画像をリプライすると「気に入った」と返した。
2017年後半はドジャースに在籍したダルビッシュ。ワールドシリーズでは、件のアストロズと対戦した。敵地での第3戦に先発したダルビッシュだったが、6安打4失点の乱調で1回2/3でノックアウトされた。本拠地での第7戦にも先発したが、ここでも3安打5失点で1回2/3でノックアウトされ、ドジャースファンからは批判が殺到していた。
アストロズの“サイン盗み”が断定されたことで、この2017年のワールドシリーズでの“炎上”も、その影響を受けたものだったと考えられる。それだけに、アストロズの行為、そして当時の“非難”に対しての皮肉を込めて「ユウはゴミ」と反応を示したようだ。(Full-Count編集部)