スペインのオリウェラにて冬季キャンプを行っている、1.FCウニオン・ベルリン。しかしながらジョシュア・メースが離脱することが明らかとなった。水曜午後に行われた練習中に、左大腿筋を負傷した同選手は、すでに木曜日にはベルリンへと戻っているとのこと。

 さらにウニオンではマヌエル・シュミーデバッハが夫人の出産に立ち会うため、レナリー・マロニーが膝の負傷のためにチームから離れているところ。その一方で負傷から復調をみせているグリシャ・プレーメル(膝蓋腱の問題)、ケヴェン・シュロッターベック(膝の内側側副靭帯の損傷)はチーム練習へと復帰した。

ルーネルト氏「15人が最終年度もメリットはある」


 今冬の補強について「意義があれば」常に市場に目を向けていることを強調する、ルーネルト競技部門代表。その一方で15選手については契約最終年度にあるが、あくまで1部残留に集中しているとしつつ「来季も良いチームづくりをしていく」ことを睨み「メリットはある」と強調した。

 ただその一方で契約下にある選手であっても、例えば今季活躍をみせて注目度が上昇しているセバスチャン・アンデションはプレミアリーグ移籍を希望している背景もあり、さらにそのアンデションとの定位置争いで厳しい立場にあるセバスチャン・ポルターも別の理由で移籍を模索。そのなかでルーネルト氏は「良いチームづくり」を目指していかなくてはならない。