【年間表彰式】渋野日向子、MVPなど最多4冠 初Vの「私で良かったのでしょうか」がベストコメント賞
LPGA年間表彰式に華やかな衣装で選手集結、渋野はLPGA資生堂ビューティー賞など4冠
日本女子プロゴルフ協会(LPGA)は18日、都内のホテルで年間表彰式を開催し、今季活躍した選手たちが華やかな衣装を着て集結した。国内ツアー4勝で賞金ランク2位の渋野日向子(RSK山陽放送)は、年間最優秀選手賞やベストコメント部門など最多の4冠に輝いた。大ブレイクした激動の1年を象徴する結果となった。
やはり今季はしぶこフィーバーだった。ツアー本格参戦1年目の21歳は、ポイントランクによる「年間最優秀選手賞」に輝いた。ツアー選手を対象としたプレー成績、社会への貢献姿勢、内面・外面の美しさにおいて最も輝いている選手に贈られる「LPGA資生堂ビューティー賞」も受賞。8月の全英女子オープンで日本人42年ぶり制覇の他、笑顔やギャラリーへの心配りなどが評価された。
記者投票で決まる「メディア賞ベストコメント部門」も受賞。5月のワールドレディスチャンピオンシップサロンパスカップ優勝会見の最後に口にした「新元号、令和になった実感は少ない。でも、日本人のメジャー優勝は久々です。ただ、私で良かったのでしょうか?」が選ばれた。さらに、LPGA会員で世界を舞台に顕著な活躍をして大いに輝いた選手に贈られる「LPGA輝き賞」も獲得した。
【以下、受賞者一覧】
〇年間最優秀選手賞
渋野日向子(555.5ポイント)
〇賞金ランク1位
鈴木愛(1億6018万9665円)
〇平均ストローク第1位
申ジエ(69.9399)
〇新人賞
稲見萌寧
〇LPGA資生堂ビューティー賞
渋野日向子
〇敢闘賞
古江彩佳
〇ステップアップツアー賞金ランク1位
ヌック・スカパン
〇メディア賞「ベストショット部門」
畑岡奈紗(日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯最終日15番の第2打。残り70ヤードをサンドウェッジでイーグル奪取)
〇メディア賞「ベストコメント部門」
渋野日向子
〇LPGA栄誉賞
申ジエ(平均ストローク60台はツアー史上初)、畑岡奈紗(史上最年少20歳266日で国内メジャー4勝目、日本人史上最速のツアー17試合目で生涯獲得賞金1億円突破など)
〇LPGA輝き賞
渋野日向子
〇ティーチャー・オブ・ザ・イヤー清元登子賞
桐林宏光
〇ゴルフビジネス賞
竹内弓美子
〇特別賞
該当者なし(THE ANSWER編集部・浜田 洋平 / Yohei Hamada)