前半を終え、首位と5打差の暫定17位となった渋野日向子【写真:荒川祐史】

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鈴木愛、申ジエ、渋野日向子の賞金女王争い

 女子ゴルフのツアー最終戦・LPGAツアー選手権リコー杯は28日、宮崎CC(6535ヤード、パー72)で開幕した。前週に国内4勝目を挙げた賞金ランク3位の渋野日向子は、前半を終えバーディーなし、1ボギーの1オーバーで首位と5打差の暫定17位としている。賞金レースで逆転すれば、21歳で最年少賞金女王となる。

 32人が出場している今大会。賞金ランクトップの鈴木愛は1アンダーの暫定5位、賞金2位の申ジエは2オーバーの暫定22位としている。渋野は9番パー5で2オンしたが、4パットでボギーとした。

 4アンダーでテレサ・ルーが暫定首位。1打差で古江彩佳、2打差で河本結らが追っている。

 最終戦の賞金は優勝が3000万円、2位が1740万円。約1億5300万円を獲得している鈴木は、単独2位以上で2年ぶりの女王となる。約1510万円差で3位の渋野は、優勝して鈴木が3位以下、申が2位以下となれば逆転。単独2位でも、鈴木が10位以下、申が3位以下で逆転できる。鈴木と約1500万円差の申は、優勝すれば鈴木が3位以下、2位なら鈴木が10位以下、渋野が3位以下で初の賞金女王となる。(THE ANSWER編集部)