ペップが危機的状況にポロリ「ラポルテや皆が戻ってきてくれたら良いのに…」

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センターバックの負傷者続出にも前向きな姿勢を見せるマンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督が、ひとこと本音をこぼした。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えている。

今シーズン、CBの人材不足に悩まれているシティ。その状況に加え、フランス代表DFアイメリク・ラポルテらが長期離脱を強いられるなど負傷者が続出する災難に。それでも本来、中盤を本職としているスペイン代表MFロドリゴ・エルナンデスやブラジル代表MFフェルナンジーニョをCB起用してなんとか凌いできた。

しかし、そんななか、ロドリが22日のチャンピオンズリーグ(CL)グループC第3節のアタランタ戦で負ったケガにより離脱。さらにはMFフェルナンジーニョも26日に行われたプレミアリーグ第10節のアストン・ビラ戦で退場処分を受けた。

アタランタ戦からはイングランド代表DFジョン・ストーンズが、ロドリと代わって負傷から戦列復帰。アルゼンチン代表DFニコラス・オタメンディも出場可能だが、両選手ともにコンディションは万全ではない。

そういった危機的状況に、さすがのペップも本音を吐露。それでも「私は“不満を言うこと”が嫌い」と明かし、打てる解決策で困難を乗り越えていくと語った。

「ラポルテやみんなが戻ってきてくれたら良いのにと思ってしまう」

「私は“不満を言うこと”が嫌いだ。普段、私が何か良くないことを言う時は、常に勝利の後なんだ。負けたあとに言ったことはない。何回か負けた時だって、口を閉じた」

「でもみんなと一緒にいれたらと思うよ」

「ただ、アカデミーの選手を起用したり、その他にも解決策はあるんだ。正しい精神、誰かを助けたいと思う時、我々は困難な瞬間を乗り越えることができるだろう」

「だが、それが始まる前に『大惨事だ!』なんて言うつもりはない。特に1年間という長いシーズンで、理想的な状況など存在しないんだ」

「監督というのは、ある夜に悲しくなっても、その後には前進しなければならないんだ」