この2年間で「最も価値が暴落した」選手、ワースト10
このところ選手の市場価値は大きな話題になる数字の一つになった。
2017年6月時点での価値と現在の価値を比較して、最も下落している選手は誰なのか。『Transfermarkt』からデータを作ってみた。
10位:サミ・ケディラ(ユヴェントス)
2017年6月の市場価値:2800万ユーロ(およそ33.3億円)
現在の市場価値:700万ユーロ(およそ8.3億円)
下落額:2100万ユーロ(およそ25億円)
ユヴェントスでプレーしているケディラ。ピッチ上ではいいプレーを見せるものの、怪我や病気が多く75%の下落となっている。
9位:クラウディオ・マルキージオ(無所属)
2017年6月の市場価値:2500万ユーロ(およそ29.7億円)
現在の市場価値:300万ユーロ(およそ3.6億円)
下落額:2200万ユーロ(およそ26.3億円)
ユヴェントスを離れてロシアのゼニト・サンクトペテルブルクに行き、そして1年で契約解除となったマルキージオ。88%の下落に。
8位:マレク・ハムシーク(大連一方)
2017年6月の市場価値:4000万ユーロ(およそ47.6億円)
現在の市場価値:1800万ユーロ(およそ21.4億円)
下落額:2200万ユーロ(およそ26.3億円)
ナポリで長くプレーしビッグクラブへの移籍も噂されたハムシーク。まだ32歳であるが中国に行ったことでガタンと価値が落ちている。
7位:マヌエル・ノイアー(バイエルン)
2017年6月の市場価値:4000万ユーロ(およそ47.6億円)
現在の市場価値:1800万ユーロ(およそ21.4億円)
下落額:2200万ユーロ(およそ26.3億円)
大きな怪我によってかなり長い時間のリハビリを必要としたノイアー。ドイツ代表にも復帰することに成功したが、まだ価値は戻っていない。
6位:アルダ・トゥラン(イスタンブルBB)
2017年6月の市場価値:2400万ユーロ(およそ28.5億円)
現在の市場価値:100万ユーロ(およそ1.2億円)
下落額:2300万ユーロ(およそ27.5億円)
バルセロナに所属していたころは世界最高クラスのアタッカーとして名を馳せたアルダ。しかしトルコに戻ってからはいろいろトラブルもあり、32歳にして95%以上の下落になった。
5位:ジエゴ・コスタ(アトレティコ・マドリー)
2017年6月の市場価値:5000万ユーロ(およそ59.5億円)
現在の市場価値:2500万ユーロ(およそ29.7億円)
下落額:2500万ユーロ(およそ29.9億円)
チェルシーでプレミアリーグ優勝を果たした頃は世界最高のストライカーであったが、アントニオ・コンテ監督との衝突、そして電撃退団のトラブルが…。
4位:メスト・エジル(アーセナル)
2017年6月の市場価値:5000万ユーロ(およそ59.5億円)
現在の市場価値:2500万ユーロ(およそ29.7億円)
下落額:2500万ユーロ(およそ29.9億円)
ウナイ・エメリ新監督の下で完全に立場を失ってしまったエジル。代表でもエルドアン大統領との写真をきっかけに引退を余儀なくされており、最近はトラブル続きとなっている。
3位:アレクシス・サンチェス(インテル)
2017年6月の市場価値:6500万ユーロ(およそ77.3億円)
現在の市場価値:3500万ユーロ(およそ41.6億円)
下落額:3000万ユーロ(およそ35.9億円)
アーセナルの終盤からマンチェスター・ユナイテッドでの1年半に至る流れで著しく価値を落としてしまったサンチェス。イタリアへのローン移籍が復活のきっかけとなるだろうか。
2位:ゴンサロ・イグアイン(ユヴェントス)
2017年6月の市場価値:7500万ユーロ(およそ89.2億円)
現在の市場価値:3500万ユーロ(およそ41.6億円)
下落額:4000万ユーロ(およそ47.9億円)
この2年間で半分以下の価値になったイグアイン。クリスティアーノ・ロナウドの加入で序列が落ち、チェルシーに貸し出されたものの、プレミアリーグではあまりいいプレーができなかった。
1位:ルイス・スアレス(バルセロナ)
2017年6月の市場価値:9000万ユーロ(およそ107.1億円)
現在の市場価値:5000万ユーロ(およそ59.5億円)
下落額:4000万ユーロ(およそ47.9億円)
バルセロナで活躍を続けているルイス・スアレス。なぜここまで下落したかはよくわからないが、32歳という年齢が影響しているのだろうか?