季節の変わり目をうまく乗り切る!
今日は季節の変わり目をうまく乗り切るお話をしたいと思います!
季節の変わり目には、アレルギー症状・便秘・不眠・何となく体がだるい・やる気がでないなどの症状を感じることが多いものですよね…。
五行説によると春は「木」です。四季のはじまり、万物が生長発育する季節です。この季節は希望を持ちながら、のびのびして過ごすことが一番望ましいそうです。人体では肝、胆、怒に属します。イライラしたり落ち着かなくなったり情緒不安定になりやすい季節です。
養生のポイントはまずは楽観、愉快な気持ちをもつことです。花見など自然とふれあい、ストレスを発散し生命力を蓄えることを心がけましょう。
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目、筋の季節でもあるので、目が疲れ、だるく眠くなったりします。窮屈な服を着ない生活がおすすめ。太陽のリズムに従い、早起きの習慣を身につけることも大切。散歩したり、積極的に体を動かす。気温の変化が激しく体調を壊しやすいので衣服の加減に注意しましょうね。
中国ではよく「下厚上薄」と言うそうですが、春やこれからまさにその季節です。
あなたはどちらかのタイプですか?
「食養生で身体のバランスを整えましょう」
● 実証タイプ
イライラして怒りやすい、頭痛、めまい、動悸、目が充血するなど
食養生のポイントは
酸味→トマト、いちご、梅、グレープフルーツ、プルーン、しじみ、柚子、お酢など
● 虚症タイプ
やる気がでない、気分が落ち込む、憂鬱、不安、消極的など
食養生のポイントは
辛味→セロリ、春菊、バジル、パセリ、みつば、ミント、山椒、ジャスミン茶など
陰陽説によると、基本的に興奮性、亢進性、熱性、機能的な性質を持つ物は「陽」、抑制性、衰退性、寒性、物質的な性質をもつ物は「陰」
陰陽は常に対立していますが、陽は対立する陰があるから存在する、陰も同じなため、相互依存、相互扶助でもあります。
また陰陽は一方が増加すると、一方が減少します。人間の身体にも陰と陽があり、年齢・心理状態・飲食・生活習慣や環境で変わっていきます。
例えば、寒がりな人は冷たい物を控えて温熱物質を摂ると、バランスがよくなり健康的状態を維持できるというものです!
体質チェックを!陰陽体質判別方法
□ 顔色が青い、または土色
□ 細身または水太り
□ 体温は低めで、寒がり
□ 手足が冷えやすい、冷房に弱い
□ 声が小さい、細い
□ 話をするとき聞き役にまわりがち
□ 内向型、気長
□ 動作が遅い
□ 寝相はいい方である
□ 朝は苦手
□ 食欲があまりない
□ 温かいものを好む
□ 尿の色が薄い
□ 大便の状態は細くて、下痢または便秘がち
□ 下腹部が出っ張っている
□ 血圧低め
□ 風邪を引いても高熱は出ない
□ 頭痛もちで、神経痛、筋肉痛、肩こりが多い
□ 生理が普段より少し遅い
□ おりものが白っぽく、何日も続く
□ 舌全体は軟弱で、湿っている状態
□ 脈が沈みがち
女性は○が12個以上の人は「陰」、12個以下の人は「陽」
東洋医学には、どこが悪いというわけではないけれど何となく調子が悪い・元気がない・だるいと言った状態「未病」があります。
「未病」を改善することを東洋医学はとても大切にしています。
生活スタイル、食生活、運動・呼吸法など、気軽に取り入れて、健康な身体づくりにぜひ役立てたいですね!
[文:meilong スタッフ]
「東京・恵比寿で美容鍼灸,鍼灸治療をお探しならmeilongへ(https://www.meilong.jp/」
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
meilong 院長・石川美絵(いしかわ・みえ)
大学では栄養学を学びテレビ局、IT企業、広告代理店などに勤務し、20代後半時の大きな人生の挫折から東洋医学の世界に出会う。鍼灸と漢方の奥深さに魅かれ鍼灸学校に入学し国家資格鍼灸師免許を取得。学生時代は40院の経営兼柔道整復師・鍼灸あん摩指圧マッサージ師でもある先生のアシスタントをし、国家資格取得後、北京中医薬大学卒でもある鍼灸30年の先生から技術を取得する。さらに美容鍼灸のパイオニアに師事し、世界で活躍する日本鍼灸の技術に刺激され研究を重ねる。さらに200件以上の治療院・クリニック・スパ・エステなどを周る。ホテル椿山荘の鍼灸治療施設「KENBITOKYO」、「東方健美」へ勤務した後、2014年、四谷に紹介制治療院Meilongを開業。
世に鍼灸を広めたく2015年meilong恵比寿院をオープンし、続けて2017年meilong恵比寿mana院をオープン。2019年meilong銀座院もオープン。
千葉大学医学部附属病院の和漢診療科での研修、漢方医、各専門分野の医師との連携もし日々、情報交換、学会への参加も努めている。また自分自身が不妊治療をし鍼灸と漢方も併用し子を授かったが途中、死産分娩を経験している事、さらに不育症からの妊娠を維持する為の体験、知識もあり不妊治療にも寄り添いたいという想いも強い。世の頑張っている女性の一番の味方でありたいと思っている。