札幌FWジェイ【写真:Getty Images】

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今季でJリーグ5年目の札幌FWジェイ、英メディアも「日本で幸せそうだ」と言及

 北海道コンサドーレ札幌の元イングランド代表FWジェイは今季Jリーグ5年目を迎えるなか、「欧州の無知な人々は、いつだってJリーグを批判する」と指摘した一方、「僕は日本での生活を楽しんでいる」と語っている。

 英公共放送「BBC」が報じた。

「ジェイ・ボスロイドが2010年11月の国際親善試合フランス戦で72分から出場し、イングランド代表デビューを飾ってからおよそ8年が経った」と伝えたのは、英公共放送「BBC」だ。

 15年にジュビロ磐田に加入して2シーズン在籍。17年から札幌でプレーしておおり、記事では「この36歳は日本で5シーズン目を迎える」と言及。さらに今やイングランドを代表する“Jリーグのエキスパート”として紹介している。

「イングランド人で最も有名なJリーグのエキスパートは1990年代からギャリー・リネカーだったが、ボスロイドは簡単に元トットナムのストライカー(リネカー)のゴール数を上回った。リネカーは二桁にも達しなかったが、彼はすでに50ゴール以上をマークしている」

 23日のJ1リーグ開幕戦湘南ベルマーレ戦(0-2)にスタメン出場したジェイはノーゴールに終わったが、これでJ1通算61試合33ゴール、J2通算32試合20ゴール。Jリーグ全体では93試合53ゴールとなっている。

 ジェイは「お金のために中国へ行くオファーを受けた」と告白し、さらに「イングランドへ戻るオファーをあった。だけど、僕はそうしたくなかった」と明かす。その理由は日本への愛着だ。

日本での生活に馴染んだ様子のジェイ、Jリーグは「すごくテクニカル」と分析

「イングランドや欧州の無知な人々は、いつだってJリーグを批判する。それは多くの人に見られていないからだ」

 不満そうな様子を言葉の端々に滲ませたジェイは、母国や欧州の人々がJリーグに対して一種の偏見を抱いていると考えているようだ。その一方でジェイ本人は日本での生活を堪能しており、次のように絶賛した。

「僕は日本での生活を楽しんでいるし、サッカーをするのも楽しい。生活水準はとても良い。サッカーはすごくテクニカルで、スタジアムと施設も素晴らしいからね」

 記事では、すっかり日本の文化に馴染んだ様子のジェイについて「日本で明らかにとても幸せそうだ。そして日本への移籍は、彼のキャリアにおいて最もベストな選択の一つだったと説明している」と記している。(Football ZONE web編集部)