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●自分だけのVUIが作れる?
ロボットエバンジェリストの西田です。わーわー。12月21日にユカイ工学から発売された、Raspberry Pi対応のアレイマイク「codama」を入手したので早速体験してみました!

あなたの声をウェイクアップ・ワードにできる。 ノイズに強い録音ができる。 あなたの声の方向を検出できる。 そんな、あなただけの音声コミュニケーション開発キット。

公式ページより引用


ということで、単なるラズパイ用のマイクだけではなく、手軽にVUIを体験できるソフトウェアも用意されたキットとのことです。
早速やってみましょう!

●まずは開封の儀!
とりあえず、パッケージを開けてみました。



githubのwikiがチュートリアルになっている
チュートリアルは、ラズパイのOSインストールから解説してあるので非常にわかりやすいです。


西田メモ:
今回は、macを使って設定を行いました。



まずは、ラズパイのOSイメージをダウンロードします

SDカードにイメージを書き込みます

アップデートは結構時間がかかる
なんの問題もなくラズパイの設定は完了。続いて、codama本体をラズパイに接続します。


付属のケーブルをメインボードに接続

マイク基盤にもケーブルを接続

こんな感じになればOK

ラズパイにつなげたところ

こっち側が空中にういてるのが気になる
特に問題なく、簡単にcodamaとラズパイを接続できました。はんだ付け不要なのは嬉しいですね。


西田メモ:
codamaとラズパイがピッタリ合うのは嬉しい! ただ、コネクタじゃないほうがゆらゆらして気になるので、固定するパーツを同梱してくれたら嬉しかったです。市販のパーツを使えば固定できそう!


最後に、codamaに必要なソフトをラズパイにインストールします。インストールが終わったら、ラズパイを再起動します。

再起動後にコマンドを入力してこの画面が出れば成功!
ソフトのインストールも問題なくできました。チュートリアルがわかりやすいのはいいですね!

●ウェイクワードを作成してみよう!
codamaの特徴である自作ウェイクワードを作成してみましょう。


今回は、推奨されている方法でやってみることに

まずは、codamaをUSB Audioとして使用するためのファイルを書き込みます

書き込み中はランプがチカチカする

一度電源を切って、白いジャンパーとSDカードを取り外す

最初にラズパイの電源(黒)を指して、そのあとにMacにUSBで接続します(白)

うまくいくと、codamaがマイクとしてmacに認識されます!すごい!

chromeで、ウェイクアップワード作成ツールを開きます

chromeのマイク設定をcodamaにします
これで、準備完了! あとは、ブラウザ上の指示に従って、自分の声を録音します。動画にしてみたのでご覧ください!

声の録音が終わったら、データをアップロードします。しばらくするとupdate.binというファイルがダウンロードされるので、ラズパイに転送します。


ジャンパーやSDカードをセットしてラズパイを起動

ファイルをラズパイにコピーする(事前にラズパイのSSHを有効にすること)

最後にジャンパーを外してrebootすれば準備完了!
実際にウェイクワードを認識する様子は、動画に撮ってみたので、御覧ください!

ブラウザ上で4回録音しただけなのに、こうやってウェイクワードとして使用できるのはすごいですね! 次回は、ドコモのAIプラットフォーム project:SEBASTIEN を利用して、音声会話に挑戦してみたいと思います! Amazonで販売しているので、興味がある方は購入してみてはどうでしょうか?


こうおもった:
ラズパイにSDカードを挿さなくてもパソコンのマイクとして使えるのにはびっくり! いろいろ使えそうな気がします。 自分の声でウェイクワードが作れるのもすごいと思いました!



(西田 寛輔)