[となりのテレ金ちゃん-テレビ金沢]2018年8月21日放送の「仰天コロンブス」のコーナーで、カモメとウミネコの違いについて調べていました。

夏に海の上を気持ちよさそうに飛んでいるカモメ。しかし、そう思っていた鳥は、ウミネコかもしれません。

ウミネコ(Guwashi999さん撮影、Flickrより)

夏にカモメはほぼいない

七尾市のマリンパークを訪れると、鳥たちの姿があります。

実は七尾市の鳥は「カモメ」だそうで、カモメが海岸に群れる姿は、人が集うことや協調性をイメージさせ、青空を舞う姿は七尾の里山里海にふさわしいことから選ばれました。

ですので、飛んでいるのはカモメだと思われていますが、実は違うようです。

いしかわ動物園の飼育員の方の話では、カモメは「頭は黒、しっぽは白、くちばしは赤」なのですが、ウミネコは「頭が白、しっぽは黒、くちばしは赤、黒、黄の3色」なのです。

七尾のマリンパークを飛んでいる鳥をよく見ると、みなウミネコでした。そして、ウミネコは「ニャーニャー」と猫のような声で鳴きます。

さらにカモメは渡り鳥なので、石川では冬にしかおらず、夏にいるのは99.9%ウミネコ。両方ともカモメ科の仲間なのですが、見た目や生態が違うのですね。(ライター:りえ160)