『羊と鋼の森』山賢人、世界的音楽家2人の絶賛コメントに感激「繊細な演技が素晴らしかった」
映画『羊と鋼の森』の公開を記念して、辻井伸行による特別コンサートが13日にサントリーホールにて行われ、主演の山粼賢人がシークレットゲストとして駆けつけた。
映画『羊と鋼の森』に登場する美しいピアノ曲のほか、スペシャルゲストとして久石譲が参加し、エンディング・テーマを指揮。楽曲制作はもちろん、ステージでの共演も初となる世界的音楽家2人と山粼が、舞台上でトークイベントを実施した。
久石譲にエスコートされながら、2人は一緒に笑顔で登壇。「東京フィルハーモニー管弦楽団」とともに、指揮・久石譲、ピアノ・辻井伸行により、エンディング・テーマ「The Dream of the Lambs」が世界で初めて、観客の前で演奏された。
その壮大かつ繊細な世界に惹きこまれた約2000名の観客は、息をするのを忘れるがごとく聞き入っており、演奏後には割れんばかりの拍手が起き、目に涙を浮かべる観客も。演奏後、久石譲と辻井伸行は笑顔で寄り添い、観客に一礼した。
山粼賢人&辻井伸行&久石譲によるトークイベントの様子シークレットゲストとして山粼の登壇が発表されると、観客から大きな歓声が。観客、そして演奏者に笑顔で一礼した山粼は舞台上で世界的音楽家の2人とクロストーク。久石は映画について「調律師の姿をしっかり描き、本当に素敵な映画でした。ひたむきな青年を演じた山粼さんの繊細な演技も素晴らしかったです」と映画を絶賛。
辻井も「この映画に関わることができて本当に嬉しいです。主演の山粼さんやキャストの皆さんとご一緒出来て、本当に光栄でした。またご一緒したいです!」と幸せそうな笑顔でコメント。山粼は「ありがとうございます。本当に嬉しいです。お2人に作っていただいたこの曲が、映画を支えてくれました」と感謝の気持ちを述べた。
トークイベントの最後に、久石が「せっかく素晴らしいオーケストラの皆さんもいらっしゃいますので、もう1回、エンディング・テーマを演奏しようと思います!」と急遽、2回目の演奏を発表。観客から再び、大きな歓声が沸きあがった。
山粼賢人からの花束の贈呈2回目の演奏を終えた辻井、久石に山粼から花束を贈呈。花束を受け取った2人は、笑顔で山粼と固い握手を交わした。イベント後、山粼は「今日をすごく楽しみにしていました。生で演奏を聴き、主人公・外村の悩みながら、壁にぶつかりながら前に進んでいき成長していく姿が目に浮かんできて、感動しました。本当に素晴らしい曲をありがとうございます」と嬉しそうに話した。
映画『羊と鋼の森』は全国東宝系にて公開中
(C)2018 「羊と鋼の森」製作委員会
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