S・スピルバーグ、『ジュラシック・ワールド』新作に太鼓判!「私ができなかったことをやってのけた」LAプレミア開催
映画『ジュラシック・ワールド/炎の王国』LAワールドプレミアが日本時間6月13日(水)に行われ、クリス・プラット、ブライス・ダラス・ハワード、ジェフ・ゴールドブラム、J・A・バヨナ監督、スティーヴン・スピルバーグ(製作総指揮)らが集結した。
崩壊したテーマパーク<ジュラシック・ワールド>のゲートにはじまり、新シリーズ1作目の『ジュラシック・ワールド』にも登場した大人気アトラクションの乗り物ジャイロスフィア、そして大きな口を開けてこちらを威嚇するT-レックスや、会場のそこかしこに潜むシノケラトプス、プテラノドンといった恐竜たち、さらにはLEGO®で制作されたジープの上を陣取り会場を見渡すヴェロキラプトルのブルーなど、映画の世界観にあわせて超豪華に装飾されたプレミア会場。
お気に入りの恐竜を持参したり、ヴェロキラプトルのマスクを身に着けたりと、ジュラシック愛に溢れたファンがひしめき合い一部道路を封鎖しての壮大な演出で熱気に包まれる中、レッドカーペットイベントがスタートした。
恐竜と心を通わせる主人公のオーウェンを演じたクリス・プラット、元<ジュラシック・ワールド>の運営責任者で本作では恐竜保護グループ(DPG)を立ち上げるクレアを演じたブライス・ダラス・ハワード、シリーズのレジェンドであるマルコム博士を演じたジェフ・ゴールドブラムらが登場すると、会場からは万雷の拍手と大歓声が巻き起こった。
世界的大作を引っ提げた豪華メンバーを目の前に、会場に集まったファンたちは次から次へとサインやセルフィーを求め、クリス、スピルバーグをはじめとする面々も喜びに溢れた様子で快く応じた。
クリスはトムフォードのスーツを身に纏って颯爽と登場。ワールドプレミアを迎えた心境について「すごくいい気分だよ!こんな盛大なプレミアにいるなんて信じられない気分だ。すでにいろんな国で公開されているけどみんな楽しんでくれているみたいでとても嬉しいよ」とコメント。
本イベントにも参加し、1作目で活躍したレジェンド的存在であるスティーヴン・スピルバーグやジェフ・ゴールドブラムについて「さっきスティーヴン・スピルバーグと会話をして、それにすぐそこにはジェフ・ゴールドブラムもいるけど、なんだか夢のような気分だよ」と満ち足りた様子でコメントした。
ブライスはローランド・ムレの真っ赤なドレスで身を着飾って登場すると、「ここに来られて最高の気分よ。たくさんのスタッフ、キャスト、そして私自身におめでとう!って言いたいわ!クリスは最高の相棒よ!」とコメント。シリーズ25周年を迎えたことについて問われると「私は1作目を12歳の時に観たの。そして、11歳になる息子がこの作品を観ているわ。それって素晴らしいことよね」と感慨深げに明かした。
妻のエミリー・リビングストンと登場したジェフは「すごく楽しいよ。この映画にまた戻って来れたことは本当にラッキーなことだと思っているよ。スピルバーグに、素晴らしいキャスト、コリン・トレボロウやJ・A・バヨナ…本当に嬉しいよ」と、喜びをあらわにした。
監督を務めたバヨナは「夢のようなキャストたちとここに来ることができて本当に素晴らしいよ!」と笑顔でコメント。続けて、本作について「この映画は『ジュラシック』シリーズのなかでも、エモーショナルな部分がしっかりと描かれている作品だと思う。それに映画を作る序盤でコリンとサスペンス部分を増やそうと話していたから怖いシーンも沢山あるんだ。でも楽しさも溢れている!楽しいサスペンスさ!」と自信をのぞかせた。
元祖『ジュラシック』シリーズの生みの親のスピルバーグは「僕がこの映画で好きなのは涙がこぼれてしまうようなエモーショナルなシーンがあるところなんだ。J・A(・バヨナ監督)は1作目で私ができなかったことをやってのけたと思うよ!」と、最新作とバヨナの功績に太鼓判を押し、25年にわたる『ジュラシック』シリーズの歴史ついて聞かれると「自分の子供がどこかの養子になって、それが素晴らしい形で成長していたら嬉しくないかい?そんな気持ちだよ」と25年にわたるジュラシック愛を明かした。
映画『ジュラシック・ワールド/炎の王国』は7月13日(金)より全国公開
(C)Universal Pictures (c) Universal Studios and Amblin Entertainment, Inc. and Legendary Pictures Productions, LLC.
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