「水曜どうでしょう」名物ディレクター、大泉洋の“ポジショニング”を絶賛!魅力を熱弁
映画『焼肉ドラゴン』トークショー付き試写会が12日、都内・神楽座にて行われ、監督の鄭義信、「水曜どうでしょう」の名物ディレクター・藤村忠寿と嬉野雅道が出席した。
北海道放送(HTB)の開局40周年記念ドラマ「歓喜の歌」(主演:大泉洋/脚本:鄭義信)の演出を手掛け、大泉洋が所属するTEAM NACSを全国的人気に押し上げたバラエティ番組「水曜どうでしょう」のディレクターを務める藤村と嬉野。
大泉が主演を務める本作を観賞してみて、嬉野は「この『焼肉ドラゴン』に(大泉が)出ると言っていて随分張り切ってましたよ!ストイックに!(映画を観て)お父さんの在り方にグッときましたね」とコメント。
藤村も「僕は(原作となった)演劇を見たことはないんですが、映像として観たときに、もう人間関係が濃密過ぎるなと。全体的にハッピーではないんだけれども、なぜか清々しく感じてしまいました。観ていて最終的に気持ちが良かった」と太鼓判を押した。
ネタバレを交えながらトークは進み、作品を観終わったばかりの観客は大盛りあがり。「水曜どうでしょう」について話題が移ると、大泉洋を番組にキャスティングした意図を聞かれた藤村は「北海道にはアイツくらいしかいなかった(笑)完璧にハマってた。2〜3ヶ月経った頃から、彼は日本一面白いと思うようになりました」とコメント。
俳優・大泉洋としては「タレントとしてしか見てなかった。最近は印象が変わってきて、僕も舞台をやるようになってから『あぁ大泉洋さん!』みたいな。新たな目線で見ています。大俳優ですよ!『すごい!』としか出てこない」と絶賛。
続けて、「大泉洋という存在は非常に特異なポジション。バラエティでのタレントって、文句を言いながらも笑わせることを頑張るじゃないですか。アイツはどうやってサボろうか、どれだけ自分が目立とうか、そういうことしか考えてない(笑)目的を完遂することは二の次三の次。大泉洋はポジショニングが上手いんです!みんなが走っているところに行かない。ガラ空きのところにポツンといて『おーい!』ってやってるとすごい球がきたり。一度彼とやってみると美味しい役者だと感じると思います」と大泉の魅力を語った。
映画『焼肉ドラゴン』は6月22日(金)より公開
(C)2018「焼肉ドラゴン」製作委員会
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