【リラックマ】グッズもグルメも可愛すぎ♪ 京都の和カフェ「嵐山 りらっくま茶房」レポ
京都屈指の観光地、嵐山に「和×リラックマ」をテーマにした「りらっくま茶房」という和カフェがあるのをご存知ですか?
【写真22枚】ここだけの限定グッズも!「嵐山 りらっくま茶房」フォトギャラリー
昨年2017年10月のオープン時には、リラックマファンの間で話題になりました。ウワサを見聞きして「すぐにでも行ってみたい!」と興味を持った女子は少なくないのでは?
ただ京都となると、首都圏など関西以外の地域からは、そう気軽に遊びには行けませんよね。
そこで今回は、「りらっくま茶房」を訪ねたライターが体験レポート。外観からインテリアまで徹底された“和”とリラックマのコラボぶり、かわいいメニューやグッズをたっぷり紹介します!
まずは2階の茶房へ!
「りらっくま茶房」は、JR「嵯峨嵐山」駅から徒歩約9分、世界文化遺産「天龍寺」の正門の真ん前という場所にあります。建物は、2階建ての蔵をイメージしているという渋めの和風建築。1階がグッズやテイクアウトスイーツのショップ、2階が茶房(カフェスペース)になっています。
お店全体のコンセプトが「はちみつ」ということで、のれんなどにプリントされたロゴマークには、はちみつを手にした和服姿のリラックマやみつばちが描かれています。
今回はお昼どきということもあり、まずは食事をしようと2階の茶房へ。階段の入り口では、はちみつ壷の上に乗ったリラックマとコリラックマ、キイロイトリが迎えてくれます。
階段を上がった踊り場で、リラックマらしくだらだらゴロゴロとくつろぐぬいぐるみたちを発見。さっそく和みます。
この踊り場を通り抜けるとカフェスペースです。
店内は落ち着いた和の空間。でもよく見ると、テーブルの上のカゴにリラックマのぬいぐるみが置かれていたり、インテリアのそこかしこにロゴやシルエットが施されていたり……。空間づくりの隅々まで「和×リラックマ」のテーマが貫かれています。
この記事にはお客さんの姿が映っていない内観写真を掲載していますが、実際に訪れた日は、平日にも関わらず、観光客や子連れママのグループなど、多くの人で賑わっていました。
メニューやナプキンにもリラックマが。和食処のような大人っぽいデザインが新鮮です。
ランチとデザートをオーダー
食事メニューは、おむすび、お茶漬け、茶そばなど、和食のセットメニューが中心です。あれこれ目移りして迷いましたが、今回は、ごはんでコリラックマの姿をかたどった「コリラックマの京風カレー」(1,380円)をチョイスしてみました。
しばし待つと、カレーがお目見え。カレーの海に浮かぶ(寝そべる?)、つやつやした真っ白いごはんのコリラックマ。シンプルなかわいらしさがたまりません。
スプーンで形を崩すのはもったいない限りですが……お腹もすいたし、味も気になる!しばらく眺めて愛でたり、写真を撮ったりした後、遠慮なくいただくことに。
カレーは、ダシのきいた甘みのある和風味。生野菜の下からは、タケノコ、オクラ、パプリカ、こんにゃくなどの具材がごろごろ出てきました。お味噌汁もついていて、意外と食べごたえがあります。
けっこうお腹は満たされたのですが、「せっかく来たからには甘いものも」と、デザートにスイーツをオーダー。今度は迷わず、お店のサイトをのぞいたときから一番気になっていた「リラックマと竹林の道抹茶パフェ」(1,180円)をチョイスしました。
メニューの説明書きによると、嵐山の竹林をリラックマが散策しているイメージのスイーツだそうです。たしかに、ほわほわのマシュマロでできたリラックマの後ろには、竹を思わせる抹茶味のウエハースが。ミニミニサイズの三色団子もいい味出してます。
そのほか、リラックマのマシュマロを囲むように、抹茶アイス、生クリーム、あずきなどが盛りつけられています。さらにグラスの下の部分からは、わらび餅のようなモチモチ食感の寒天と、抹茶ソースがとろ〜り。
りらっくま茶房を運営する「株式会社 寺子屋」によると、メニュー開発時には、「和」というテーマはもちろん、「京都らしさ」を感じられるメニューにこだわったそう。「さらに、メニューによっては、紅葉や南天の葉などを添えることで、季節感を感じていただけるよう工夫しています」(同社広報)。
よく考えてみたら、京都の“はんなり”した雰囲気と、リラックマのほんわかした“ゆるかわ”テイストが合わないはずがありません。なんともほっこりした気分にさせてくれるランチ&デザートタイムでした。
ちなみに、りらっくま茶房では、ほかに、笹に包まれたリラックマ&コリラックマのおむすびにキュンキュンさせられる「一緒にごろん♪手まり寿司とおむすび弁当」(1,650円)や、リラックマ型のごはんでいただく「リラックマのごゆるり京茶漬け」(1,580円)、リラックマのマシュマロを浮かべたラテとスイーツのセット「ふわふわ雲の上のマシュマロセット」(1,580円)なども人気だそうです。
1階はグッズ天国!
ランチが終わったら、1階のグッズショップへ。右端に雑貨などのグッズショップ、中央にスイーツやドリンクのテイクアウトショップ、左端にはちみつを使った食品・お菓子のショップと、計3つのショップが入っています。
グッズの品数も充実していて、一歩足を踏み入れると圧倒されるほど。同社広報によると、全部で約1,500品もあるといいます。
うち、雑貨103、食品50、コスメ10品が、ここ嵐山りらっくま茶房限定のものなのだとか。
西陣織のがま口、和装のリラックマが描かれた清水焼、和菓子柄のトートバッグなどなど…ここでしか買えない和テイストの雑貨は、店内でも目立っていました。
自分へのお土産にしたいアイテムが満載なので、リラックマ好きな人は、買い物用に、ある程度おこづかいを用意して行くことをおすすめします。
もちろん、友達や家族へのお土産にピッタリなおやつ類も豊富に揃っています。缶入りの野菜ボーロは、小さい子どものいる友達にあげてもいいですね!
1階中央にあるテイクアウトショップでは、ソフトクリーム(各種509円)やドリンク類、カップ入りのリラックマ型カステラ饅頭(はちみつレモン味、抹茶味の2種、各種4個で509円)が販売されていました。
中庭にはリラックマ像も
1階には、イスやテーブルが置かれた中庭があり、テイクアウトショップで買ったものをここで食べることもできます。竹林をイメージした空間にはリラックマの石像がいて、人気の記念撮影スポットになっています。
次回は、ぜひ、この中庭でソフトクリームなどのテイクアウトスイーツを食べてみたいです。
以上、嵐山りらっくま茶房のレポートをお届けしました!
細部まで徹底した和とリラックマのコラボぶりに感心しつつ、すっかり癒されたひとときでした。建物もインテリアもかわいすぎない落ち着いたデザインで、大人でも気後れせずにいられるのもよかったです。
「リラックマが好きで好きでしかたない」という人も「かわいいものが好き!」という人も、京都旅行の際には立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
ただし2階の茶房は、桜の時期や紅葉の時期などの観光シーズンには、順番待ちになる可能性大。
運営会社「株式会社 寺子屋」に「なるべく待ち時間をラクに過ごす方法はないですか?」と聞いたところ、こんなアドバイスをいただきました。
「予約は受け付けていませんが、店頭に電話によるお知らせサービス機能を搭載した自動受付機があるので、こちらをご利用ください。登録しておくと、順番が近くなったタイミングで自動音声の電話連絡が入ります。先に受け付けを済ませてから、グッズショップをゆっくりご覧になってはいかがでしょうか」(同社広報)
食事をしたい人は、待ち時間を考慮して、少し早めに来店するといいかもしれません。
観光シーズンを外せば、待たずに入れることもあります。あえてオフシーズンに嵐山への旅行やお出かけを計画して、かわいいメニューをゆったり楽しむのもおすすめですよ。
※メニュー価格はすべて税抜き表示
取材協力:株式会社 寺子屋