幼い頃、おこづかいを握りしめて向かった駄菓子屋さんや祭りの縁日。。。

そんな場所で必ずと言っていいほど目にしたのが、ソースせんべい屋さん、そしてそれに塗る「梅ジャム」でした。あの味の通り、甘酸っぱい思い出をお持ちの方も多いのではないでしょうか。

そんな懐かしの「梅ジャム」を発売する、梅の花本舗(東京・荒川区東尾久)で同ジャム唯一の製造者・高林博文さん(87)が、機械の老朽化と自身の体力の限界を感じ、創業70年目にあたる昨年末に製造を終了したことがわかりました。私たちが「梅ジャム」を口にできるのは、いま流通しているもの限りとのこと。

またも、昭和の駄菓子文化がひとつ消えていく。。。

そんな悲報を受けたネットユーザーたちによる、「梅ジャム」製造終了を惜しむツイートをまとめてみました。

ちなみに、作り方は誰にも教えていないのだとか。こんなところにも「昭和の職人魂」を感じます。



そうそう、このソースせんべい用のうすーいせんべいに梅ジャムを塗って食べるのが大好きでした。

わかるわかる。これで元号まで変わったらいよいよ「昭和は遠くになりにけり」ですよねー。

梅ジャムとともに、このステキな味わいの箱も見られなくなってしまうんですね・・・。

何なんだ、中古タイヤ市場相模原店。ステキすぎるぞ!トーストサンドに梅ジャムかけたい人は今すぐ走れ!

いかがでしたか? 最後に、製造者の高林博文さん、本当に長い間お疲れ様でした。

※本記事内のツイートにつきましては、Twitterのツイート埋め込み機能を利用して掲載させていただいております。

image by: WikimediaCommons(yotate)

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