細坪基佳・中村貴之・平賀和人”スリーハンサムズ”「ついに来ましたEXシアター!」

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元ふきのとうの細坪基佳とNSPの中村貴之・平賀和人による “スリーハンサムズ”が、7月8日に東京・六本木EXシアターにて「スリーハンサムズ コンサート2017〜俺たちの放課後〜」を開催した。

「結成して6年。最初の赤坂草月ホールから、昨年の品川ステラボールを経て、ついに来ましたEXシアター!」と本人たちも興奮気味に語るように、会場となったEXシアターは内外の有名ミュージシャンに引っ張りだこの新しくて今、最も熱いホールの一つ。「この分で行けば、もうすぐ〇〇〇」との言葉も続いて飛び出したが、そこにスリーハンサムズの勢いや充実ぶりを感じさせる。

ステージはNSPの「夕凪の池」からスタート。メインボーカルは細坪だ。ヴァイオリンとギターのユニゾンから始まった2曲目の「思い出通り雨」は平賀の平歌からサビは細坪へ。バックを固めるのは、お馴染みの4号ことギターの久保田邦夫と5号ことヴァイオリンのツルノリヒロ。そして、中村と平賀がそれぞれメインを務める「君と歩いてみたくて」と「ゆうやけ」へと続いた。

メインボーカルでオリジナルの形に拘らないのは「俺たちはスリーハンサムズというグループなんだ」という彼らの矜持でもあるのだろう。冒頭、中村のギターにトラブルがあったが、それすらもボケ(天然というべきか)の中村と突っ込みの細坪、そして飄々とした平賀の3人で軽妙洒脱かつ爆笑必死のトークに変えてしまうのもスリーハンサムズの魅力である。
昨年のステラボールとセットリストの曲目を半数以上変えたステージは、アンコールを含め全19曲で2時間半という充実ぶりを見せて終幕した。

スリーハンサムズは、この2週間前の6月24日に盛岡にて、2005年に逝去したNSPメンバー・天野滋の13回忌を記念した「Amano Shigeru 13th Memorial」コンサートも開催した。
天野滋への想いを強くした内容のステージだったが、同コンサートはDVD化されて12月上旬くらいに発売が予定されている。正式に決定すればファンには堪らないクリスマスプレゼントになりそうだ。詳しくは、ポニーキャニオンの公式通販サイトより近く発表されるので、その続報に期待してほしい。

また、盛岡会場でも先行販売されたDVD「IBC岩手放送 20th Anniversary Charity Live Dec.24,1997」が7月1日に発売された。同作は1997年12月24日に行われた一夜限りのNSP復活ライブの貴重な映像を収録したものだが、販売数が早々に1000枚を超えたという。
NSP、そして天野滋への想いを通じて繋がったスリーハンサムズは、いま確かに深く熱く盛り上がっている。

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■リリース情報
「NSP / IBC岩手放送 20th Anniversary Charity Live Dec. 24, 1997」
2017年7月1日発売

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■トレーラー
IBC岩手放送20th Anniversary Charity Live 1997 DEC. 24トレーラー