愛媛県立東温高等学校(愛媛)

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1つのプレーの大切さ

■学校行事と部活動が盛ん 愛媛県東温市にある愛媛県立東温高校。毎年、皿ヶ嶺登山やマラソン大会など、学校行事が盛んに行われている。また、ソフトボール部やバスケットボール部などの部活動も盛んで、優秀な成績を収めている。

■ベスト4超えに向けて出し惜しまない練習! 東温野球部は現在、1年生11名・2年生16名・3年生17名の計44名。練習ではブルペンを打撃ゲージとして使うなどして工夫して励んでいる。

 このチームのウリは「打撃」。松崎 悠也主将は「小技をうまく使えること、長打力が持ち味です」とチームを分析。また「出し惜しまないこと」をテーマに掲げ、夏のベスト4の壁を越えるべく、冬にはサーキットトレーニングなどのつらい練習でレベルアップを図った。

集合写真(東温)

■秋季大会で見つかった収穫と課題  東温は昨秋、中予地区代表決定戦で初回に8点を奪われ、済美に敗戦。この敗戦から松崎主将は「1つのプレーの大切さを知ることができた」と話す。1つのプレーの大切さを見直し、普段から意識しているようだ。また、春の県大会では準々決勝で再び済美と激突。惜しくも5対3で敗れはしたものの、着実に力を付けている。

■期待を寄せるのはこの選手! 松崎主将は、この1年間で活躍した選手に山田 智弥と塩見 祐輝の名を挙げた。「山田は広い守備範囲で、何度もチームを救いました。塩見は捕手で何度も盗塁を刺してくれました」と全幅の信頼を置いているようだ。加えて、盛り上げ隊長の松盛選手には「ここぞという時に、チームの士気を高めてもらいたい」と期待を込めた。

■長く、最高の夏に 最後の夏に向け松崎主将は「1日でも長く野球ができる、最高の夏にしたいです」と力強い言葉を口にした。最高の夏にできるよう、東温野球部は今日も練習に励む。

ミスを少なく結果にこだわる夏に!

ここからは塩見 祐輝副主将(3年)と山田 智弥副主将(3年)にお話を伺いました。

Q.夏に向けて見つかった課題を教えてください

塩見:個人ではリード。チームではつながりです。山田:夏は結果がすべて。短所のない選手を目指しています!

Q.ここまで振り返って高校野球で一番思い出に残っていることは何ですか?

塩見:昨夏ベスト4に進出したことです!山田:昨夏の新田戦で右中間の打球が捕れなかったことです。

Q. 夏にここを見てほしいというところは何ですか?

塩見:2塁へのスローイングです!山田:全て見てほしいです!

Q.このチームの好きなところと、他のチームに負けていないところは?

塩見:選手のノリが良いところです!山田:はっきりと良い悪いを指摘できるところです!

Q. この夏はこんな夏にする!という意気込みをお願いします!

塩見:後悔しない、結果にこだわる夏にしたいです!山田:チームではミスを少なく、個人では点に絡めるようにしたいです!

塩見選手・山田選手、ありがとうございました!

大事なものは下から!

  ここからは和田 健太郎監督にお話を伺いました。

Q. Q. 新チームが始まってからどんなチームを作り上げてきましたか?またこのチームの強みも教えてください。

 守りが崩れて負けないようなチームを目指してきましたが……。まだまだですけれども、何があっても全く落ち込まないところは強みだと思っています。

Q. 夏に向けて3年生と部員たちにメッセージをお願いします!

 どんな打球が来ても、低い送球が来ても「大事なものは下からいこう」!ボールを大切にプレーしよう!

和田監督、そして東温野球部の皆様、ありがとうございました!1つ1つのプレーを大切にして、最高の夏になることを期待しています!

今年も大好評!【僕らの熱い夏 特設ページ】各チームのページ下部にあるフォトギャラリーもお見逃しなく!