明日近畿開幕!大阪桐蔭は智弁和歌山と対戦!各試合の見どころを紹介!
■日程付きのトーナメント表をチェック!
徳山壮磨(大阪桐蔭)5月27日から開催される春季近畿大会。今年は大阪で開催されるが、選抜優勝の大阪桐蔭を含め、各県から全国制覇経験がある学校が多く登場することもあり、開催球場の舞洲ベースボールスタジアムは多くの人が詰めかけそうだ。この大会の見どころを紹介。
27日の第1試合は大阪2位の大体大浪商は奈良1位の智辯学園と対戦。大体大浪商はエース・宮本 大勢は130キロ後半の速球とキレのあるスライダーをコンビネーションにする左腕。また守備陣も高く、左打者を中心に好打者が揃う。
一方、智辯学園は、太田 英毅が奈良県大会決勝戦で、6対0で迎えた8回裏に3ラン、さらに9回裏にもサヨナラとなる逆転3ランを打ち、優勝を呼び込んだ。太田とともにドラフト候補として注目される福元 悠真とともに活躍を見せていきたい。エース・松本 竜也が今大会までに調子を上げていけるか、注目だ。
大阪3位の東海大仰星は、大阪大会5回戦で履正社に逆転勝利を収めるなど勢いに乗って近畿大会まで駒を進めた。ミート力が高い二塁手・後藤 生海、4番仲村 和城、5番及川 諒など長打力ある選手が揃う。一方、対戦相手の兵庫1位の報徳学園は強肩強打の大型捕手・篠原 翔太、2年生ショート・小園 海斗など選抜で活躍した選手が兵庫県大会でも活躍。エース・西垣 雅矢も安定したピッチングを見せてきた。怒涛の粘り強さを今大会でも発揮していきたい。
滋賀1位の彦根東は、県大会準々決勝で滋賀学園を下すなど、強豪を破って勢いに乗っている。中心投手は決勝戦で完封した2年生左腕の増居翔太だ。対する京都1位の龍谷大平安は、昨秋の近畿大会コールド負けを乗り越え、投打ともに強力なチームに育ってきた。ドラフト候補として注目される岡田 悠希が決勝戦で本塁打を打っており、今大会でも爆発なるか。
選抜覇者で大阪1位の大阪桐蔭は、2年生右腕の柿木 蓮、2年生左腕・横川 凱を起用しながら、育て、決勝戦ではエース・徳山 壮磨が完投勝利。打線も好調で、上位下位と切れ目がなく、投打の総合力は大会ナンバーワン。夏へつながる大会にするために優勝を目指す。対する和歌山1位の智辯和歌山は、自慢の強力打線で勝負。林滉太、文元 洸成の2年生スラッガーコンビを中心に大阪桐蔭投手陣を攻略する。また投手陣は継投策を使いながら、凌いでいきたい。
▼春季大会の情報はこちらから2017年度 春季高校野球大会特集