大掃除も大詰めでも、気が重くてみないふりにしたりしがちなのが鍋にこびりついた頑固なコゲ! 研磨剤などを使ってもキレイにするのには30分以上かかるし、そのときにはヘトヘトで他の掃除をする気力もなくなってしまいます。

もし、その焦げ付いたのがステンレス鍋なら、今回紹介する方法を試してもらうと、15分間放っておくだけで信じられないほどつるぴかになりますよ!

ただし、アルミ鍋だと黒ずんでしまうのでこの方法は使えません。カレーを作ろうとして、圧力鍋にセットしたら具が多すぎてとんでもないことに……なんてとき、是非お使いください!

ステンレス鍋の焦げは重曹におまかせ! でもただ浸け置くだけじゃない!

ステンレス鍋の焦げには、「重曹」を使うとものすごく簡単に汚れを取ることができます。しかし、普段使うような浸け置き洗いなどではなく、少量の水に重曹を入れ、そのまま沸騰させて15分間沸かし続けるという方法です。

カレーを作ろうとして存在を忘れ盛大に焦がした圧力鍋を使って、この方法でどれくらい簡単に焦げが取れるか試してみました。

捨てるしかないと思っていた焦げ付き鍋が15分後ピカピカに……!

盛大に焦げ付きまくった鍋に水を3cmほど入れ、重曹をカレースプーン一杯入れます。そして、強火で沸騰させると……。

 

モコモコモコモコっ! ひいい! となるくらい盛大に泡がでてビックリ! そのまま加熱を続けます。

ん…? 汚れが浮いてきている?

色が大分こげ色に…!

15分程度で、泡が収まりなんだか魔女の作ったスープのような状態に。火からおろして水ですすいでみます。

 

ザ・漆黒。

……あれ? 落ちてはいますがあまり変わってないように見えます。とりあえず、食器を洗う程度の力でスポンジで20秒ほどこすってみます。

あっ、これ、凄い…! ははははは、楽しい!

わずか20秒程度、スポンジでなでただけでここまでキレイに焦げが取れました! この後、金スポンジに持ち替えてさらに1分ほどこすってみると……。

おおお……。10年は使っていた圧力鍋とは思えないきれいな姿に。実際に擦ったのは1分20秒ほど。体に害のない重曹なので、この後ざっとすすげば即料理に使えるのも嬉しいポイント。

まとめ・ステンレス鍋の焦げを15分で取る方法焦げ付いた鍋に2〜3cmの水を入れる重曹を適量(スポーン一杯程度)入れる水にざっと重曹を混ぜ火にかけ沸騰させる。だいたい15分程度で泡が収まるのでそこまで沸騰させ続ける。水でざっと濯ぎ、スポンジ・金タワシなどで1〜2分こするピッカピカ!

となります。大掃除の最後に見ないふりしていた鍋などあれば、ぜひ試してみてください! また、沸騰させるときにレンジ台の五徳なども放り込んでおくと一緒にピカピカになりますよ!