CBS MarketWatchによると、米ソフトウエアのノベル(本社:マサチューセッツ州)が25日遅くに発表した第2四半期(2−4月期)の決算は、売上高が若干増加したものの、リナックスソフトのプロバイダーへの切り替えに要する費用が拡大し、最終損失は前年同期の1540億ドルから1570億ドルに膨らんだ。1株当たり利益は4セントの損失で、前年同期から横ばい。ノベルは現在、オープンソースのOS、リナックスのソフトに力を注いでいる。第2四半期決算の特別費用を除いた利益と売上高が共に、アナリスト予想の平均を下回ったことで、同社の株価は25日の時間外取引で7.2%下落した。【了】