月曜日しか食べられない! 1日20食限定の岐阜駅前「てら田」の花ちらし・カニちらし
岐阜県の県庁所在地である岐阜市の中心となる駅、JR岐阜駅は、JR名古屋駅から電車で約20分とアクセスも良好。
そのJR岐阜駅近くに月曜日しかランチ営業していない和食のお店「手酌割烹 てら田」があります。
1週間のうち1日しかやっていないランチ、しかもランチメニュー「花ちらし」「カニちらし」はあわせて1日限定20食というのですから、レア度が高め。
今回は開店と同時にお邪魔しました。
「手酌割烹 てら田」はJR岐阜駅北口から徒歩1分の距離です。
「月曜限定ランチ営業 花ちらし、カニちらし(浅利味噌汁付)950円(税別) 20食限定」の黒板。
店内に入るとひのきのカウンターの向こうで仕込みをしていた板前さんから、「いらっしゃいませ」の声がかかりました。
カウンター席は9席で、奥の別室にテーブル席もあります。(4名席+6名席)
奥から詰めて座るように促されて席に着くと、次々とお客さんが入ってきました。女性の二人連れ、サラリーマンと思しきスーツ姿の男性……皆さん、11時半の開店に合わせてやってきた様子。
さて、お待ちかねの「花ちらし」! いわゆる海鮮バラチラシです。まぐろ、サーモン、コハダ、鯛、カンパチ、いくら、卵焼き、胡瓜、きぬさやが重箱に入った酢飯の上に散りばめられていて、見とれるほどの美しさ。
お刺身の下には胡麻と刻み海苔。すごく丁寧に作られているのが伝わってくるちらし寿司です。
酢飯は普通の白い酢飯ではなく、赤酢を使った酢飯で、酸っぱさがキツくなく、優しくまろやかな味。
どのネタも新鮮でおいしく、いろいろな味が口の中で混ざり合うも楽しいです。大ぶりなネタが乗った海鮮丼もいいですが、海鮮丼と違って、最後までお刺身とご飯をいっしょに食べられるのが花ちらしの魅力!
「カニちらし」は、酢飯の上にに錦糸卵を広げ、その上にしっとりしたズワイガニのほぐし身をたっぷりのせ、いくらときぬさやを散らしてあります。重箱の隅には、葉っぱを模した山葵がちょこん。
ズワイガニの塩加減がちょうどいいので、お醤油なしでもおいしくいただけます。お醤油をかけたい場合は、直接上からかけると蟹身に染みて辛くなりすぎてしまうので、お醤油をつけたい場合はガリを醤油に浸し、それで蟹身を撫ぜるようにするのがおすすめ。
浅利の味噌汁は大ぶりのアサリがいくつも入っていて、とてもおいしいダシが出ていました。
花ちらしもカニちらしも、浅利味噌汁がついて950円(税別)と良心的な価格です。
しかもご飯(酢飯)の大盛りも無料。毎回売り切れ必至の理由もよくわかります。
花ちらし、カニちらし単品とは別に、1600円(税別)の「てら田ランチコース」もあり、こちらはメインの花ちらしまたはカニちらしに、前菜盛合せ、揚げ物、デザート、コーヒーがついてきます。
私が訪問した日の前菜盛り合わせは、稚鮎の南蛮漬け、若鶏と菜花のおひたし、峰岡豆腐にホタルイカのムースをかけたもの、さくらんぼに見立てた南瓜。揚げ物は、蟹味噌クリームコロッケと日間賀島産・岩牡蠣のフライでした。ちなみに、日間賀島は板長さんの出身地なのだとか。
どれも手が込んでおり、目も舌も楽しめるお料理ばかり!
お酒の品ぞろえも豊富で、中津川、多治見、各務原……岐阜の地酒がいろいろ楽しめます。
ランチは13時30分ラストオーダー、14時までの営業ですが、営業時間終了を待たず、1日の限定数が出てしまったらそこで終了。
確実に食べたい人は事前に予約を入れておくか、11時30分の開店時刻に合わせて行くのが良いでしょう。
なお、花ちらし、カニちらしのお持ち帰りも可能です。
Post: GoTrip! http://gotrip.jp/ 旅に行きたくなるメ ディア
店名:手酌割烹 てら田
住所:岐阜県岐阜市吉野町5丁目14番 丸安会館ビル1階
電話:058-265-5377
営業時間:【昼】月曜のみ 11時30分〜14時(受付13:30まで)
【夜】月〜木 17時30分〜23時(受付22:30まで)
金・土 17:30〜24:00(受付23:30まで)
定休日:日曜定休