カレーの聖地・神保町で最も古いカレー店「共栄堂」で味わう極上のスマトラカレー
様々な書店が集まり、本の街として知られる東京・神保町。本だけでなくもう1つ有名なものがこの街にはあります。
そう、それはカレー。
神保町にはカレーの専門店だけでも30店舗はあると言われており、カレー好きの方からは「カレーの聖地」と呼ばれています。
今回はそんなカレーの聖地・神保町の中でも、最も古いといわれる長い歴史を持つカレー店「共栄堂」を紹介します。
・神保町で最古のカレー店
神保町で最も長い歴史を持つカレー店「共栄堂」の創業は、大正13年(1924年)。
東京中が大きな被害を受け、焼け野原になったといわれる関東大震災の翌年にオープンしました。
数多くのカレー店がひしめく神保町においても「共栄堂」より長い歴史を持つカレー店はなく、創業より90年以上経つ今でも昼時には満席になるほど、神保町の人々から愛され続ける名店です。
・本格スマトラカレー
神保町で最古のカレー店「共栄堂」で味わえるカレーは、東京でもあまり見かけることのない「スマトラカレー」です。
スマトラとは、インドネシア西側に位置するインドネシア内で2番目に大きな島で、面積は日本の約1.3倍でインドネシア全体の4分の1にあたる面積を誇ります。
スマトラ島には多数の民族が居住しているため、文化も複雑に混ざり合っており、その食文化も独自のものを持っています。
そのスマトラの食文化の中でも特徴的なものが「スマトラカレー」です。
多種多様なスパイスを使って作られるスマトラカレーは、小麦を使用せずに作られるため、サラサラとした口当たりで爽やかな辛さのクセになる味わいです。
「共栄堂」のカレーも、26種のスパイスと肉や野菜の旨味が溶け込んだ本格的なスマトラカレーで、独特なスパイスの香りが食欲をそそる逸品です。
またルーに合うように、お米は新潟産の厳選したコシヒカリを使用しており、つややかで弾力のあるお米がサラサラとしたルーと絶妙な具合で混ざり合います。
・名物デザート、焼きリンゴ
「共栄堂」にはカレー以外にも名物となっているデザートがあります。
それが10月〜4月の冬季限定で提供している「焼きリンゴ」。
1日25〜30個と数量限定のデザートであることもあり、お店で人気のデザートとなっています。
まるごと一個のりんごを焼き上げて作られる「焼きリンゴ」は、ボリュームいっぱいでトロトロ食感がたまらない絶品スイーツ。
生クリームをかけながら食べるのがオススメで、りんごの酸味と生クリームのコクが相まって、口の中には優しい甘さが広がります。
神保町で最古とされるカレー店「共栄堂」。
太平洋のスマトラ島が生んだ独自のスマトラカレーの味わいは、他ではなかなか味わえないユニークなカレーです。
また、焼きリンゴの甘さを味わえるのは今シーズンも残りあとわずか。
ぜひ神保町を訪れた際は、スマトラカレーの辛さと焼きリンゴの甘さを一緒に味わってみてはいかがでしょうか。
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お店 共栄堂
住所 東京都千代田区神田神保町1-6 神保町サンビルディング B1
営業時間 11:00〜20:00
定休日 日祝日
お店のHP http://www.kyoueidoo.com/